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J-GLOBAL ID:201902262597382747   整理番号:19A2761246

テトラスパニンCD81はヒト骨肉腫の増殖と転移を仲介する【JST・京大機械翻訳】

The tetraspanin CD81 mediates the growth and metastases of human osteosarcoma
著者 (11件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 861-871  発行年: 2019年 
JST資料番号: W4148A  ISSN: 2211-3428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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CD81は膜蛋白質のテトラスパニンファミリーのメンバーである。最近,CD81が癌細胞増殖と転移に関与することが示されている。しかし,骨肉腫におけるCD81の発現と役割に関する報告はほとんどない。CD81の発現をヒト骨芽細胞系hFOB1.19およびヒト骨肉腫細胞系Saos2,MG63および143Bにおいて調べた。CD81の発現は,細胞増殖,遊走および浸潤が評価された後に,siRNAを用いて骨肉腫細胞において阻害された。ウェスタンブロット法を用いて,Akt,Erk,JNKおよびp38のリン酸化状態を調べ,MMP-2,MMP-9およびMT1-MMPの発現を測定した。さらに,CRISPR/Cas9システムを用いて,143B細胞におけるCD81発現を安定的にノックアウトし,マウスに細胞を移植し,対照群と比較して,これらのマウスにおける腫瘍形成と肺転移を評価した。CD81はヒト骨芽細胞系および試験した全ての骨肉腫細胞系で発現することを見出した。骨肉腫細胞系143Bは,特に高レベルの発現を示した。加えて,骨肉腫細胞増殖,移動および浸潤は,CD81阻害後に低下し,AktおよびErkの燐酸化は抑制されることを見出した。MMP-2,MMP-9及びMT1-MMPの発現レベルは抑制され,MMP-9は最大の抑制を示した。in vivoで,CD81ノックアウト143B細胞を移植したマウスは,対照群のマウスより有意に少ない腫瘍形成と肺転移を示すことを見出した。著者らの知見に基づいて,CD81の阻害は骨肉腫細胞における細胞内シグナル伝達を抑制し,腫瘍形成と肺転移を減少させると結論した。Copyright 2019 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究 

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