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J-GLOBAL ID:201902262634471329   整理番号:19A0177560

一過性アデノシン放出はNMDAおよびGABA_B受容体により調節される【JST・京大機械翻訳】

Transient Adenosine Release Is Modulated by NMDA and GABAB Receptors
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 376-385  発行年: 2017年 
JST資料番号: W5038A  ISSN: 1948-7193  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アデノシンは神経伝達を調節し,他の神経伝達物質により調節される神経保護剤である。自発的な一過性アデノシンは,アデノシンが放出され,細胞外空間から3秒以内に迅速に放出されるシグナル伝達の最近発見されたモードである。自発的アデノシン放出はアデノシンA_1及びA_2a受容体により調節されるが,他の神経伝達物質受容体による調節は研究されていない。ここでは,ラット尾状核における迅速走査サイクリックボルタンメトリーによりアデノシンを測定することにより,自発的な一過性アデノシン放出の濃度および頻度に対するグルタミン酸およびGABA受容体の影響を検討した。グルタミン酸NMDA拮抗剤,3-(R-2-カルボキシピペラジン-4-イル)-プロピル-1-ホスホン酸(CPP,6.25mg/kg i.p.))は,アデノシン過渡状態の頻度と個々の過渡状態の濃度を増加させたが,NMDA(アゴニスト,50mg/kg,i.p.)は,頻度を変化させなかった。対照的に,他のグルタミン酸受容体の拮抗薬は,AMPA拮抗薬NBQX(15mg/kg i.p.)およびmGlu2/3グルタミン酸受容体拮抗剤LY341495(5mg/kg i.p.)を含む一過性アデノシン放出の頻度または濃度に影響を及ぼさなかった。GABA_B拮抗剤CGP52432(30mg/kg i.p.)は,アデノシン放出事象の数を有意に減少させたが,GABA_B作動薬バクロフェン(4mg/kg i.p.)は,アデノシン放出の頻度を増加させた。GABA_A拮抗剤ビククリン(5mg/kg i.p.)はアデノシンに有意な影響を及ぼさなかった。NMDAとGABA_Bはシナプス前に作用し,小胞放出の全体的細胞興奮性に影響する。NMDAおよびGABA_B受容体によりアデノシンを調節する能力は,一過性アデノシン放出の調節効果を制御する助けとなる。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  細胞膜の受容体 
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