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J-GLOBAL ID:201902262793212933   整理番号:19A1804120

ペルオキシダーゼ封入脂質ベシクル分析のためのp-フェニレン-ジアミンによるペルオキシダーゼの分光光度定量【JST・京大機械翻訳】

Spectrophotometric Quantification of Peroxidase with p-Phenylene-diamine for Analyzing Peroxidase-Encapsulating Lipid Vesicles
著者 (7件):
資料名:
巻: 89  号: 10  ページ: 5484-5493  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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電子ドナー基質としてp-フェニレンジアミン(PPD,ベンゼン-1,4-ジアミン),酸化剤として過酸化水素(H2O2)を用いた水溶液中のワサビペルオキシダーゼ(HRP)の定量のための吸光分析を開発した。HRP/H_2O_2によるPPDの酸化により,Bandrowski塩基((3E,6E)-3,6-ビス-[(4-アミノフェニル)-イミノ]-シクロヘキサ-1,4-ジエン-1,4-ジアミン)が生成し,それは500nmでの吸光度の増加に従って定量化できた。POPC(1-パルミトイル-2-オレオイル-sn-glycero-3-ホスホコリン)から調製され,サイズ排除クロマトグラフィーにより精製された約180nmサイズの脂質ベシクル(リポソーム)内部のHRPの活性をモニターするためにこのアッセイを適用した。PPDとH2O2の高いPOPC二重層透過性のために,PPDのHRP触媒酸化は,PPDとH2O2がベシクル懸濁液に添加されると,ベシクル内部で起こる。対照的に,PPDの代わりに二層不透過性基質ABTS~2-(2,2′-アジノ-ビス-(3-エチルベンゾチアゾリン-6-スルホナートを用いると,ベシクル内部のABTS2-の酸化は起こらない。従って,PPDとABTS2を別々の分析で用いることにより,外部バルク溶液中のベシクル捕捉HRPとHRPの識別が可能になる。この方法でHRP含有POPCベシクルの貯蔵安定性をHRP漏出と捕捉HRPの活性の観点から調べた。ベシクル当たり約12のHRP分子を含むPOPCベシクル(2.2mM POPC)のpH7.0懸濁液は,4°Cで貯蔵した場合,少なくとも1か月間安定であることが分かった。このような高い安定性は,生体分析応用だけでなく,敏感で安価な基質としてのPPDによる簡単な吸光分光測定によるベシクル封入HRPの速度論的性質の探索にも有益である。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分析機器  ,  バイオアッセイ 

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