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J-GLOBAL ID：201902262930257438   整理番号：19A1061797

ポスト成長社会におけるランドスケープの方向:「Degrowth」の可能性 再生可能エネルギーを活かした持続可能な温泉地の形成

著者 (1件)： 渡辺貴史 (長崎大 大学院水産・環境科学総合研究科)
資料名： ランドスケープ研究  (日本造園学会誌)
巻： 83  号： 1  ページ： 46-47  発行年： 2019年04月24日 
JST資料番号： F0408A  ISSN： 1340-8984  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・温泉地の地熱資源による再生エネルギーを,脱成長のランドスケープの構成要素として活かす試みの事例として,福島県の土湯温泉の取り組みを紹介し,先の点からの検証を試行。
・東日本大震災を契機に再生エネルギーへの関心が高まり,水力発電事業と既存の泉源を用いたバイナリー方式による地熱発電事業における,事業成立の経緯とその概要について説明。
・発電施設は順調に稼働し,売電収入の一部は,地域還元と定住人口増加のための3つの地域支援事業に活用し,多くの見学者と交流人口を拡大。
・土湯の実践例は,概念の再構築,社会構造の再構築,CO2排出量の削減,発電収入の地域への再分配,再ローカル化,脱成長型の地域像等を創造し,脱成長型の地域づくりに有用な示唆を提起。

シソーラス用語： *景観 ,  可能性 ,  再生エネルギー ,  *持続可能な開発 ,  地区 ,  地熱 ,  地熱エネルギー ,  事例研究 ,  福島県 ,  水力発電 ,  二流体発電 ,  地熱発電 ,  電力販売 ,  再構成 ,  社会システム ,  再分布
準シソーラス用語： *ランドスケープ ,  温泉地 ,  *脱成長

分類 (2件)： 開発,再開発,都市整備  (RD02030V) ,  地熱発電  (NB03110F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 成長 ,  社会 ,  ランドスケープ ,  可能性 ,  再生可能エネルギー ,  温泉地