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J-GLOBAL ID：201902263250975547   整理番号：19A0657271

石炭の熱乾燥中の水の脱着熱測定のためのTG-DSC研究と100°C以上の石炭の自然加熱を調べるための水蒸気吸着の役割の検討【JST・京大機械翻訳】

TG-DSC Study To Measure Heat of Desorption of Water during the Thermal Drying of Coal and To Examine the Role of Adsorption of Water Vapor for Examining Spontaneous Heating of Coal over 100 °C

著者 (4件)： Muangthong-on Trairat (Institute of Advanced Energy, Kyoto University, Japan) ,  Wannapeera Janewit (Institute of Advanced Energy, Kyoto University, Japan) ,  Ohgaki Hideaki (Institute of Advanced Energy, Kyoto University, Japan) ,  Miura Kouichi (Institute of Advanced Energy, Kyoto University, Japan)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 31  号： 10  ページ： 10691-10698  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高感度熱重量分析と示差走査熱量測定(TG-DSC)装置により,100°C以上の温度で石炭から水の吸着/脱着熱を正確に測定できた。この技術を最初に用いて,未処理石炭の熱乾燥中の水の脱着熱を測定した。3つの低ランク石炭に対して,脱着熱は,水含有量が0.35kg/kg乾燥石炭に減少するまで,2300~2350kJ/kgでほとんど一定であり,蒸発熱に近く,107°Cでの乾燥完了時に約5000kJ/kgに徐々に増加した。石炭-酸素相互作用に関する乾燥石炭への水蒸気の吸着の役割を調べ,乾燥石炭の自然加熱に対する傾向を評価した。試験した3つの石炭について,相対湿度0.15の湿った空気からの水蒸気の吸着によって発生した熱は,30分で90~130kJ/kg乾燥石炭であった。これらの値は,107°Cにおいてさえ,石炭-酸素相互作用により生成された熱より1.2~2倍大きい。この観察は,水蒸気の吸着が100°C以上でさえ石炭の自然加熱において重要な役割を果たしていることを示唆している。平衡へのアプローチによる水の吸着/脱着熱の過渡的変化についても成功裏に推定し,吸着/脱着の等量熱と水の蒸発熱に関して考察した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 湿り空気 ,  *脱着 ,  高感度 ,  熱量測定 ,  蒸発熱 ,  熱重量分析 ,  *石炭 ,  含水量 ,  示差走査熱量測定 ,  相互作用 ,  相対湿度 ,  *吸着
準シソーラス用語： *水吸着 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 石炭の物理的・化学的処理  (YE04040E) ,  石炭及びコークスの性質,組成,分析,試験  (YE04030T)

タイトルに関連する用語 (9件)： 石炭 ,  水 ,  脱着 ,  熱測定 ,  TG ,  DSC ,  研究 ,  水蒸気吸着 ,  役割