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J-GLOBAL ID:201902263433835075   整理番号:19A1413257

都市粒子状物質に曝露した培養ヒト鼻線維芽細胞に対するα-リポ酸の保護効果【JST・京大機械翻訳】

Protective effects of α-lipoic acid on cultured human nasal fibroblasts exposed to urban particulate matter
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 638-647  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2609A  ISSN: 2042-6976  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:都市粒状物質(UPM)への曝露は様々な健康問題の原因として研究されている。UPMと気道の間の関係は良く研究されているが,上部気道に及ぼすUPMの影響を特性化するためにはさらなる研究が必要である。培養ヒト鼻線維芽細胞に対するUPM誘導活性酸素種(ROS)産生の影響およびROS阻害に関与するROS産生および基礎となるシグナル伝達経路に対するα-リポ酸(ALA)の保護効果を検討した。【方法】ヒト鼻甲介組織標本を6人の患者から採取した。培養鼻線維芽細胞の生存率に及ぼすUPMの影響を測定した。蛍光マロンジアルデヒド分析を用いてROSレベルを測定した。リアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応を用いて,ALA処理前後のNrf2,抗酸化反応要素(ARE)(HO-1,NQO1)および炎症誘発性サイトカイン(インターロイキン-6およびインターロイキン-8)をコードする遺伝子のメッセンジャーRNAレベルを測定した。ウエスタンブロット分析を用いて,核およびサイトゾルNrf2およびAREを測定した。結果:UPMは,細胞生存率を低下させ,鼻線維芽細胞におけるROS発現を増加させた。ALA処理は,Nrf2,HO-1およびNQO-1経路を介してUPM曝露線維芽細胞におけるROS産生を減少させた。また,ALA処理は,鼻線維芽細胞におけるUPMにより誘導されたインターロイキン-6および-8レベルの増加を抑止した。結論:UPM曝露は鼻線維芽細胞におけるROS産生の増加をもたらした。ALA処理はNrf2経路を介してこの増加を阻害し,ALAがUPMへの曝露により誘導されたROS発現により引き起こされる鼻炎に対して保護効果を有することを示唆した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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細胞生理一般  ,  遺伝子発現  ,  耳・鼻・咽頭・喉頭の疾患  ,  呼吸器の疾患  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 
物質索引 (1件):
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