文献

J-GLOBAL ID：201902263960166505   整理番号：19A0738472

バイオベースのフラン重合体の自己修復:温和な加熱による高機械的強度の回復【JST・京大機械翻訳】

Self-healing of biobased furan polymers: Recovery of high mechanical strength by mild heating

著者 (4件)： Yoshie Naoko (Institute of Industrial Science, The University of Tokyo, Komaba 4-6-1, Meguro-ku, Tokyo, 153-8505, Japan) ,  Yoshida Shoma (Institute of Industrial Science, The University of Tokyo, Komaba 4-6-1, Meguro-ku, Tokyo, 153-8505, Japan) ,  Yoshida Shoma (Division of Material Science, Graduate School of Science and Engineering, Saitama University, Shimookubo 255, Sakura-ku, Saitama-shi, Saitama, 338-8570, Japan) ,  Matsuoka Koji (Division of Material Science, Graduate School of Science and Engineering, Saitama University, Shimookubo 255, Sakura-ku, Saitama-shi, Saitama, 338-8570, Japan)
資料名： Polymer Degradation and Stability  (Polymer Degradation and Stability)
巻： 161  ページ： 13-18  発行年： 2019年 
JST資料番号： E0404B  ISSN： 0141-3910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 温和な加熱による高い機械的強度の回復を示すバイオベース自己修復ポリマを開発した。一連のバイオベースネットワークポリマーを,ビスマレイミドとの可逆的Diels-Alder反応により,フラン共重合体,ポリ(2,5-フラノジメチレンコハク酸-co-プロピレンこはく酸エステルから調製した。共重合体の共単量体組成と共重合体に添加したビスマレイミドの量を変化させることにより,種々のガラス転移温度,T_g,-19から37°Cをカバーするネットワーク重合体を得た。r.tと50°Cでのこれらのネットワーク重合体の治癒試験は,治癒能力とT_gの間の明確な関係を明らかにした。治癒温度T_h>T_g+15°Cを必要とした。さらに,r.t<T_g<50°Cのネットワーク重合体は,50°Cで11~18MPaの非常に高い引張強さの回復を表した。この結果は,T_g+15°C以上の温度でのT_gの設定は,温和な治癒条件と高い機械的強度の回復の間の良好なバランスを得るための良い戦略であることを示す。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 共重合体 ,  引張強さ ,  治癒 ,  *機械的強度 ,  ネットワーク ,  ガラス転移点 ,  フラン樹脂 ,  *重合体 ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： コモノマー ,  ビスマレイミド ,  *自己修復 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： バイオベースポリマー ,  自己修復 ,  機械的強度 ,  温和な加熱

分類 (2件)： 高分子の分解,劣化  (CG03010A) ,  重縮合  (CG04050Z)

物質索引 (1件)： フラン

タイトルに関連する用語 (4件)： フラン重合体 ,  自己修復 ,  機械的強度 ,  回復