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J-GLOBAL ID：201902264041229042   整理番号：19A0658956

迅速,オンデマンド放出能力を有するポリアミノ酸系ミセルの上部臨界溶液温度LBL膜【JST・京大機械翻訳】

Upper Critical Solution Temperature Layer-by-Layer Films of Polyamino acid-Based Micelles with Rapid, On-Demand Release Capability

著者 (3件)： Palanisamy Anbazhagan (Department of Materials Science and Engineering, Texas A&M University, Texas, United States) ,  Albright Victoria (Department of Materials Science and Engineering, Texas A&M University, Texas, United States) ,  Sukhishvili Svetlana A. (Department of Materials Science and Engineering, Texas A&M University, Texas, United States)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 29  号： 21  ページ： 9084-9094  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ここでは,天然ポリフェノールを有する層毎システムで組み立てられた上部臨界溶液温度(UCST)型ポリアミノ酸ベースのブロック共重合体について報告する。UCST型ブロック共重合体,ポリビニル-ピロリドン-b-ポリウレイド-(オルニチン-co-リシン(PVP-b-PUOL)を,開環重合とそれに続くウレイド基による重合後官能化により合成した。PVP-b-PUOLは,分子量とオルニチン対リジン比の両方により制御されるUCST挙動を示した。重要なことに,33°CのUCSTを持つPVP-b-PUOLはUCST以下のブロック共重合体ミセルに集合し,UCST以上で解離したが,この挙動はβシート形成と大規模凝集による溶液中では再現できなかった。この限界を克服するために,UCSTミセル(UCSTMs)を,タンニン酸(TA)との水素結合により,層毎(LbL)膜内に堆積させた。有意に,集合したTA/UCSTM膜は,それらの形態を維持しながら脱着からミセルを安定化し,7日間40°Cへの連続曝露後でもβシート形成を防止した。さらに,これらの膜は,25から40°Cまでの5回の温度サイクルまでの繰返し膨潤-脱膨潤を示した。ミセルコアの熱交換可能な疎水性をモデル活性分子,ピレン,およびそのオン-オフ温度制御放出のトラッピングに用い,活性分子の制御されたデリバリーのためのTA/UCSTM膜の可能性を実証した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 凝集 ,  *臨界溶解温度 ,  水素結合 ,  β構造 ,  分子量 ,  ブロック共重合体 ,  膨潤 ,  開環重合 ,  重合 ,  疎水性 ,  *ポリアミノ酸 ,  *ミセル ,  官能化 ,  芳香族縮合炭化水素
準シソーラス用語： UCST , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  共重合  (CG04030D)

物質索引 (1件)： ピレン

タイトルに関連する用語 (6件)： オンデマンド ,  放出 ,  能力 ,  ポリアミノ酸 ,  ミセル ,  臨界溶液温度