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J-GLOBAL ID:201902264248174719   整理番号:19A2031424

神経細胞移植後の片麻ひマウスの機能回復に対するリーリン/Disabled1経路の役割;リーリンは運動皮質への移動と神経移植片の運動ニューロンへの成熟を促進する【JST・京大機械翻訳】

Roles of Reelin/Disabled1 pathway on functional recovery of hemiplegic mice after neural cell transplantation; Reelin promotes migration toward motor cortex and maturation to motoneurons of neural grafts
著者 (10件):
資料名:
巻: 320  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: A0094B  ISSN: 0014-4886  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リーリンは中枢神経系(CNS)発生を調節する大きな糖蛋白質である。Reelinの機能障害は,ある種の神経精神疾患について報告されている。神経移植後の片麻痺マウスの機能回復におけるリーリン経路の関与を検討した。リーリンは,右運動皮質の低温損傷の1日後に発現した。野生型マウスから神経幹/前駆細胞(NSPCs)を片麻痺マウスの同側線条体に移植した。移植片は線条体から移動し,移植後14日目に損傷皮質に達した。移植は,それらの運動機能を有意に改善した(P<0.05)。皮質に向かって移動するNSPCsは,Reelin受容体,ApoerおよびVldlr,およびReelinの下流シグナル伝達分子であるリン酸化Disabled1(Dab1)を発現した。移植片はNカドヘリンとインテグリンβ1の活性型を発現し,両者はReelin刺激により活性になることが知られていた。28日目に,移植片はCtip2,Crim1,Foxp2,Fezf2を発現し,それらの全ては前脳運動ニューロン関連マーカーであり,Nfmとシナプシン1は損傷皮質上にあった。次に,その遺伝子の突然変異により非機能的Dab1を有するyotariマウス(yot/yot遺伝子型)のNSPCsを移植した。yotariマウス(>80%)からの移植片の大部分は移動せず,線条体に留まった。移植片は,Nカドヘリンおよび活性インテグリンβ1を含む前脳運動ニューロン関連マーカーおよび細胞接着分子を発現しなかった。リーリン経路は,ある種の接着分子を調節し,シナプス形成を伴う機能的運動ニューロンに分化することにより,移植片移動に関与した。神経移植後の成人期の片麻痺マウスの神経再生と機能回復に対するリーリン経路の関与を示唆した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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神経の基礎医学  ,  細胞生理一般 
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