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J-GLOBAL ID:201902264273487576   整理番号:19A0790154

ナノ材料の肺毒性のランキングのためのバイオマーカーとしてのミエロペルオキシダーゼの有用性【JST・京大機械翻訳】

Usefulness of myeloperoxidase as a biomarker for the ranking of pulmonary toxicity of nanomaterials
著者 (15件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 41  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7342A  ISSN: 1743-8977  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ミエロペルオキシダーゼ(MPO)がナノ材料の肺毒性を評価するための有用なマーカーであるかどうかを調べるために,ラットモデルの以前の検査から得られた気管支肺胞洗浄液(BALF)試料中のMPO蛋白質を分析した。これらの試験において,異なる毒性を有する9及び4ナノ材料を用いて気管内点滴曝露(用量:0.2~1.0mg)及び吸入曝露(曝露濃度:0.32~10.4mg/m3)を行った。それらの以前の研究に基づいて,Nickel酸化物ナノ粒子(NiO),二酸化セリウムナノ粒子(CeO2),短いまたは長い長さ(MWCNT(S)とMWCNT(L))を有する多層カーボンナノチューブ,および高い毒性を有する化学物質として単層カーボンナノチューブ(SWCNT)を設定した。そして,二酸化チタンナノ粒子(TiO2(P90)およびTiO2(ルチル)),酸化亜鉛ナノ粒子(ZnO)およびナノ粒子を含む外部添加剤を含むトナーを,低毒性の化学物質として用いた。ラットからのBALF試料中のMPO濃度を,単一気管内注入後3日から6か月まで,吸入曝露終了後3日から3か月まで測定した。高毒性NiO,CeO2,MWCNT(S),MWCNT(L)およびSWCNTの気管内注入はMPOの濃度を持続的に増加させ,NiOおよびCeO2の吸入はBALF中のMPOを増加させた。対照的に,低毒性TiO2(P90),TiO2(ルチル),ZnOおよびトナーの気管内注入はBALF中のMPO濃度を一過性に増加させ,TiO2(ルチル)およびZnOの吸入はMPOのほとんど増加を誘導しなかった。MPO濃度は総細胞数および好中球数,好中球(サイトカイン誘導好中球化学誘引物質(CINC)-1およびヘムオキシゲナーゼ(HO)-1)に対するケモカイン濃度およびBALFにおける放出乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)の活性と相関した。気管内注入および吸入曝露におけるMPO蛋白質濃度による化学物質の毒性に対する受信者動作特性(ROC)からの結果は,両検査における曲線下面積(AUC)が曝露後1か月で生じたことを示した。これらのデータは,MPOがナノ材料の肺毒性のランク付け,特に気管内注入と吸入曝露の両方において,曝露後1か月において有用なバイオマーカーであることを示唆する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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呼吸器の基礎医学  ,  動物に対する影響  ,  分子遺伝学一般  ,  粒状物調査測定 
引用文献 (47件):

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