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J-GLOBAL ID：201902264347649813   整理番号：19A2685457

ドリフトチューブ線形加速器における空間電荷効果の研究のためのコンパクトなPaulイオントラップ

A compact Paul ion trap for the study of space-charge effects in drift-tube linear accelerators

著者 (3件)： OKAMOTO Hiromi (Hiroshima Univ., HigashiHiroshima, JPN) ,  KOJIMA Kunihiro (Hiroshima Univ., HigashiHiroshima, JPN) ,  ITO Kiyokazu (Hiroshima Univ., HigashiHiroshima, JPN)
資料名： Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web)  (Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web))
巻： 2019  号： 9  ページ： WEB ONLY  発行年： 2019年09月 
JST資料番号： U0548A  ISSN： 2050-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最小作用の原理から出発して,ドリフトチューブ線形加速器における強い荷電粒子バンチの集団運動を記述する一般的ハミルトニアンを導出した。Alvarez型構造は例として想定されているが,本理論は他のタイプの従来のライナックに容易に拡張できる。線形Paulトラップにおける非中性プラズマのハミルトニアン形式も構築した。これはライナック系とコンパクトなイオントラップ系の間の明確な類似性を実証した。これら二つの動的系の間の物理的等価性を用いて,局所的な卓上環境における高強度ハドロンライナックの基本的な設計研究を行うことができる。短い陽子と重いイオンバンチにおける空間電荷効果に関する卓上実験のために,著者らは,全体の大きさが軸方向に10cm未満で,その開口サイズが直径1cmであるイオントラップを設計した。この新しいトラップは,「研究室加速器物理学」のために広島大学で開発されたS-POD(粒子軌道動力学のシミュレータ)装置に導入されている。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ドリフトチューブ ,  *線形加速器 ,  荷電粒子 ,  ハミルトニアン ,  *効果 ,  *イオントラッピング ,  ハドロン ,  軌道 ,  粒子軌道 ,  *加速器
準シソーラス用語： ライナック ,  *空間電荷効果 ,  イオントラップ

分類 (1件)： 線形加速器  (BE02030I)

タイトルに関連する用語 (5件)： ドリフトチューブ ,  線形加速器 ,  空間電荷効果 ,  研究 ,  イオントラップ