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J-GLOBAL ID：201902264470724534   整理番号：19A0786679

ビタミンD状態と主要熱傷および重症疾患後の転帰に対するその影響【JST・京大機械翻訳】

Vitamin D status and its influence on outcomes following major burn injury and critical illness

著者 (5件)： Al-Tarrah Khaled (Institute of Inflammation and Ageing, Birmingham University Medical School, Birmingham, UK) ,  Al-Tarrah Khaled (Scar Free Foundation Centre for Burns Research, University Hospital Birmingham Foundation Trust, Birmingham, UK) ,  Hewison Martin (Institute of Metabolism and Systems Research and Centre for Endocrinology Diabetes and Metabolism, The University of Birmingham, Birmingham, UK) ,  Moiemen Naiem (Scar Free Foundation Centre for Burns Research, University Hospital Birmingham Foundation Trust, Birmingham, UK) ,  Lord Janet M. (Institute of Inflammation and Ageing, Birmingham University Medical School, Birmingham, UK)
資料名： Burns & Trauma (Web)  (Burns & Trauma (Web))
巻： 6  号： 1  ページ： 11  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7457A  ISSN： 2321-3876  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビタミンD欠乏は一般集団の間で一般的である。重症患者の76%までも観察された。重要な疾患における低ビタミンDの高い罹患率にもかかわらず,ビタミンDは臨床的意味として医療スタッフによりしばしば見落とされ,急性状況におけるビタミンD欠乏の結果は完全に理解されていない。ビタミンDは,免疫炎症反応を含む種々のプロセスとシステムに対して広範囲の多面的効果を有する。1α,25-ジヒドロキシビタミンD(1,25(OH)2D)は,有害な炎症効果,自然免疫系の調節,および抗微生物ペプチドの増強を制限する免疫応答を促進することが示されている。ビタミンD欠乏は重篤な患者で頻繁に観察され,外因性の原因(すなわち,限られた日光曝露),傷害/疾患の大きさ,または流体蘇生を含む医師により開始された治療に関連している。重症患者における低レベルのビタミンDは敗血症,臓器不全および死亡率と関連している。これにもかかわらず,ビタミンD状態に関する文献と結果に及ぼすその影響が不十分であるという,熱傷患者のような重要な疾患のサブ集団がある。熱損傷は,燃焼および非燃焼組織の両方に対する損傷をもたらし,同様に,外因的で持続的な免疫-炎症および過代謝応答を誘導する。本レビューでは,熱傷損傷がビタミンD状態に影響を及ぼす可能性のある機構を提案し,結果に及ぼすビタミンD状態の影響を調査する現在の文献を要約する。さらに,重症患者におけるビタミンD補給を研究する文献と試験をレビューし,熱傷と重症患者におけるビタミンD補給の治療的可能性について議論する。また,ビタミンD状態と重要な疾患における補給を調査した研究の現在の限界を強調する。熱損傷はビタミンD状態に影響する。熱傷患者におけるビタミンD枯渇とその予後への影響を調べるより多くの研究は,標準化された方法論により,決定的な結論に達し,臨床診療に影響を与えるために必要である。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 免疫反応 ,  予後 ,  代謝 ,  炎症 ,  ビタミンD欠乏症 ,  死亡率 ,  *ビタミンD ,  標準化 ,  医師 ,  敗血症 ,  蘇生法 ,  細菌感染症
準シソーラス用語： 診療 ,  臓器障害 ,  重症患者 ,  *転帰 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ビタミンD ,  クリティカルケア ,  熱傷 ,  外傷 ,  熱損傷 ,  危厳密に

分類 (1件)： 皮膚疾患の外科療法  (GF05030L)

引用文献 (129件)：

• Vitamin D: Increasing supplement use in at-risk groups [https://www.nice.org.uk/guidance/ph56. Accessed 13 May 2017].
• Burns & Trauma; Vitamin D deficiency in critically ill patients with traumatic injuries; RN Dickerson, JR Van Cleve, JM Swanson, GO Maish, G Minard, MA Croce; 4; 2016; 28; citation_id=CR2
• Chem Biol; Vitamin D metabolism, mechanism of action, and clinical applications; DD Bikle; 21; 3; 2014; 319-329; citation_id=CR3
• N Engl J Med; Vitamin D deficiency; MF Holick; 357; 3; 2007; 266-281; citation_id=CR4
• Bouillon R, De Groot L, Jameson J: Vitamin D: from photosynthesis, metabolism, and action to clinical applications. Endocrinology 2001:1010-1028.

タイトルに関連する用語 (4件)： ビタミンD ,  熱傷 ,  重症疾患 ,  転帰