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J-GLOBAL ID：201902264557141599   整理番号：19A2840205

2型糖尿病の統合生物学

The integrative biology of type 2 diabetes

著者 (4件)： RODEN Michael (Div. of Endocrinology and Diabetology, Medical Fac., Heinrich-Heine Univ., Duesseldorf, DEU) ,  RODEN Michael (Inst. for Clinical Diabetology, German Diabetes Center, Leibniz Center for Diabetes Res. at Heinrich-Heine Univ., Duesseldorf, DEU) ,  RODEN Michael (German Center for Diabetes Res., Partner Duesseldorf, Duesseldorf, DEU) ,  SHULMAN Gerald I. (Dep.s of Internal Medicine and Cellular and Molecular Physiology, Yale Diabetes Res. Center, Yale School of Medicine, New Haven, CT, USA)
資料名： Nature (London)  (Nature (London))
巻： 576  号： 7785  ページ： 51-60  発行年： 2019年12月05日 
JST資料番号： D0193B  ISSN： 0028-0836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肥満と2型糖尿病は最もよく見られる代謝異常だが,それらの原因はほとんど分かっていない。その根底にある共通の異常であるインスリン抵抗性は,栄養を貯蔵する経路群に有利に働くような,エネルギーの摂取と消費の間の不均衡から生じる。これらの経路は,エネルギー利用を最大化して,脳への十分な基質供給を維持するために進化したものである。白色脂肪組織の機能障害や循環代謝物は,初めは組織コミュニケーションやインスリンシグナル伝達を変化させる。しかし,エネルギーの不均衡が慢性化すると,これらの異常は炎症経路などの機構によって加速される。本論文で我々は,肥満と2型糖尿病に関連するインスリン抵抗性と肝臓での糖新生の増強に関して数々の知見をもたらしている最近の研究について,ヒトおよび関連する動物モデルから得られたデータに注目して概説する。Copyright Nature Japan KK 2019

シソーラス用語： *2型糖尿病 ,  炎症 ,  インスリン抵抗性 ,  ヒト ,  グルコネオゲネシス ,  機能障害 ,  基質 ,  代謝産物 ,  代謝異常
準シソーラス用語： 動物モデル ,  慢性化 ,  インスリンシグナル ,  組織コミュニケーション ,  白色脂肪組織 ,  不均衡 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  糖質の代謝と栄養  (EJ02035H) ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 2型糖尿病 ,  統合 ,  生物学