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J-GLOBAL ID：201902264773205754   整理番号：19A1888416

熱活性化遅延蛍光分子の高位三重項励起子【JST・京大機械翻訳】

High-Lying Triplet Excitons of Thermally Activated Delayed Fluorescence Molecules

著者 (2件)： Noguchi Yoshifumi (Institute for Solid State Physics, The University of Tokyo, Chiba, Japan) ,  Sugino Osamu (Institute for Solid State Physics, The University of Tokyo, Chiba, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 38  ページ： 20687-20695  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 第一原理ワンショットGW+Be-Salpeter法の枠内で,18個の熱活性化遅延蛍光(TADF)分子に対する最高占有分子軌道(HOMO)から最低非占有分子軌道(LUMO)への遷移を含む高位三重項励起子を調べた。励起子波動関数を用いた励起子解析に基づいて,励起子サイズ,励起子結合エネルギー,電子-正孔分離距離,励起子マップ,及び電子と正孔波動関数間の重なり強度の観点から,詳細な励起子の特徴を論じた。期待に反して,電荷移動励起子として純粋に分類できる励起子は,我々の励起子マップにおいて見出される。さらに,最低一重項励起子と高位三重項励起子の間のエネルギー差は,いくつかのTADF分子に対してほとんどゼロである。著者らのシミュレーションは,高位三重項励起子を含むホット励起子過程が,最低一重項と三重項励起子の間の従来考えられている過程よりもTADF機構で起こりやすいことを強く示唆し,著者らの結果は最近の実験結果を支持した。交換裸Coulomb相互作用の期待値から一重項と三重項励起子間のエネルギー差を計算するための新しい方法を提案し,励起子マップとの組合せ使用がTADF分子のスクリーニングに効率的で正確であることを実証した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 分子軌道 ,  結合エネルギー ,  正孔 ,  期待値 ,  Coulomb相互作用 ,  *励起子 ,  一重項 ,  エネルギーギャップ ,  電荷移動 ,  波動関数 ,  第一原理 ,  LUMO ,  HOMO
準シソーラス用語： *三重項励起子 ,  *熱活性化遅延蛍光 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 励起子  (BM02120E) ,  太陽電池  (NC03084O) ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C) ,  有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  光化学一般  (CB08010U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 熱活性化遅延蛍光 ,  分子 ,  三重項励起子