抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・リチウムイオン蓄電池などの高エネルギー密度な蓄電デバイスの出現により,EVから小型端末まで多くのモバイル機器の普及が促進。
・しかし,蓄電デバイスが高価格で機器全体に占めるコスト比率が大きいため,機器のコストダウンが難しく,充電インフラの整備,充電時間の短縮なども同時に大きな課題で普及を阻害。
・蓄電デバイスにワイヤレス給電(WPT)の技術を組み合わせ小まめな充電が可能となれば,より小規模の蓄電デバイスでの運用が可能となり,システムの大幅な低コスト化と充電時間短縮が期待可能。
・磁界共振型WPTは,位置ずれやワイドギャップによる伝送効率低下には強く,EV等の充電方式として期待できるが,共振条件や接続される負荷条件に伝送効率が大きく影響され,最適化が必須。
・一方,リチウムイオン蓄電池などの蓄電デバイスは温度やSOC(State Of Charge),充電電流,劣化等により内部インピーダンスが大きく変動するため,WPTの負荷変動要因の一部として考慮する必要有。
・蓄電池を負荷とした場合のワイヤレス給電についてアプローチし,負荷変動の大きな対象に対する自動適合型ワイヤレス給電として有効性を示し,位置ずれや多端末対応についても設置コイルの工夫や負荷の最適化方法を工夫。