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J-GLOBAL ID：201902265084413510   整理番号：19A0696110

機械学習と数理最適化による最適な学び合いネットワークの構成手法

A Method to Develop Optimal Collaborative Learning based on Machine Learning and Mathematical Optimization

著者 (8件)： 大前佑斗 (東京工高専) ,  古屋達朗 (山梨市笛川小) ,  水越一貴 (デジタルアライアンス) ,  大島崇行 (兵庫教大) ,  榊原範久 (兵庫教大) ,  水落芳明 (上越教大) ,  八代一浩 (山梨県大) ,  高橋弘毅 (長岡技科大)
資料名： ヒューマンインタフェース学会研究報告集(CD-ROM)  (Correspondences on Human Interface (CD-ROM))
巻： 20  ページ： ROMBUNNO.Vol.20No.3,113-118  発行年： 2018年 
JST資料番号： L3606B  ISSN： 2185-9329  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,集団型授業において学び合い(学習者同士が協働しながら共通の課題を解決していく学習法)が有効な教育手法として確立してきている.ただし,学び合うパートナーの個性や学力が合致しないなど様々な要因により,学習者の理解度が向上しにくい状況も存在し得る.学び合いをファシリテートする教員がこのような状況を察知した場合,理解度が向上しやすいパートナーと学び合わせてみる,ということも必要になる.しかし,誰と誰を学び合わせるべきか,その判断能力が十分に形成されていない場合,理解度が向上しやすいパートナーを判断できないこともある.そこで本研究では,リアルタイムの学び合い支援に向け,今後10分間の学び合いにおいて,(1)理解度が向上しやすいパートナー,(2)クラス全体の理解度が最も向上する学び合いの形状,(3)どの学習者が学び合いのキーパーソンとなるか,上記3点を教育ビッグデータから統計的な傾向に基づき導出し,可視化する数理的枠組みを提案する.(著者抄録)

シソーラス用語： 機械学習 ,  最適化 ,  学習 ,  新設 ,  配置 ,  理解 ,  統計解析 ,  可視化 ,  助成 ,  行列 ,  *選択 ,  写像 ,  数学モデル ,  *組合せ最適化問題 ,  サポートベクトルマシン ,  CAI【計算機】 ,  児童 ,  学校教育 ,  データ ,  データ処理 ,  人間 ,  *CAL【学習】
準シソーラス用語： キーパーソン ,  コミュニケーション支援 ,  *コンピュータ支援学習 ,  ネットワーク構築 ,  *パートナー選択 ,  ビッグデータ ,  集団学習 ,  小学生 ,  数値最適化 ,  隣接行列

分類 (1件)： CAI  (JE09000G)

引用文献 (14件)：

• A. A. Gokhale, “Collaborative Learning Enhances Critical Thinking”, Journal of Technology Education, Vol.7, No.1, pp.22-30, 1995.
• Q. P. S. Law, J. W. Y. Chung, C. C. Leung, T. K. S. Wong, “Enhancement of Self-efficacy and Interest in Learning English of Undergraduate Students with Low English Proficiency through a Collaborative Learning Program”, American Journal of Educational Research, Vol.3, No.10, pp.1284-1290, 2015.
• S. Suebnukarn, P. Haddawy, “A Bayesian approach to generating tutorial hints in a collaborative medical problembased learning system”, Artificial intelligence in Medicine, Vol.38, No.1, pp.5-24, 2006.
• T. Read, B. Barros, E. Barcena, J. Pancorbo, “Coalescing Individual and Collaborative Learning to Model User Linguistic Competences”, User Modeling and User Adapted Interaction, Vol.16, No.3, pp.349-376, 2006.
• K. Mizukoshi,T. Oshima, Y. Mizuochi, K. Yatsushiro, “A Portable CSCL System edutab Box with an Autonomous Wireless Network” 2016 IEEE/SICE International Symposium on System Integration, pp.640-645, 2016.

タイトルに関連する用語 (4件)： 機械学習 ,  最適化 ,  学び ,  手法