文献

J-GLOBAL ID：201902265193843331   整理番号：19A1647462

AIE型赤色発光銅ナノクラスタのスイッチオン蛍光プローブに基づくグルタチオンの超高感度検出【JST・京大機械翻訳】

Ultrasensitive detection of glutathione based on a switch-on fluorescent probe of AIE-type red-emitting copper nanoclusters

著者 (5件)： Du Qianqian (The Key Laboratory of Modern Analytical Chemistry of Chongqing Municipality, College of Chemistry and Chemical Engineering, Southwest University, Chongqing 400715, China. [e-mail]) ,  Hu Xue ,  Zhang Xiaodan ,  Cao Haiyan ,  Huang Yuming
資料名： Analytical Methods  (Analytical Methods)
巻： 11  号： 27  ページ： 3446-3451  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2324A  ISSN： 1759-9660  CODEN： AMNECT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グルタチオン(GSH)は生物学的システムにおいて重要な役割を果たす。酸化ストレス反応と関連疾患の研究における定量のための高感度で正確なセンサを構築することは非常に価値がある。ここでは,微量GSHを検出するための迅速なスイッチオン蛍光分析を,凝集誘起発光銅ナノクラスタ(Cu NC)と大きなStokesシフト(Δλ=235nm)およびMnO_2ナノシートとを組み合わせることにより開発した。赤色発光Cu NCは蛍光測定レポーターとして作用し,MnO_2ナノシートはCu NCの蛍光消光剤とGSHのシグナル認識剤の両方として機能する。Cu NCの蛍光は,内部フィルタ効果を通してMnO_2ナノシートによって消光される。GSHの導入により,MnO_2ナノシートはMn2+に還元され,Cu NCの消光蛍光は回復した。これに基づいて,超高感度ナノセンサをGSHに対して1.2nMの検出限界で開発した。それはMnO_2に基づく以前のFLセンサのそれより少なくとも5倍低い。蛍光センシング戦略は,ヒト血清試料中のGSH検出に良好な精度と高い再現性で成功裏に適用された。結果は標準o-フタルアルデヒド蛍光分析により交差検証され,実際の生物学的試料,疾患モニタリング及び臨床診断におけるGSHの分析に対する本システムの潜在的適用性を示唆した。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *蛍光 ,  センサ ,  蛍光分析 ,  検出限界 ,  *ナノクラスタ ,  再現性 ,  ナノシート ,  *高感度 ,  消光 ,  *銅 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： ナノセンサ ,  蛍光消光 ,  *超高感度 ,  *蛍光プローブ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分析機器  (CC02020S)

物質索引 (1件)： グルタチオン

タイトルに関連する用語 (7件)： 赤色発光 ,  銅 ,  ナノクラスタ ,  スイッチオン ,  蛍光プローブ ,  グルタチオン ,  高感度