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J-GLOBAL ID：201902265311423935   整理番号：19A2211419

in vitroヒト肺上皮細胞モデルを用いたリポソームにおけるコリスチンとシプロフロキサシンの共デリバリーの評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of co-delivery of colistin and ciprofloxacin in liposomes using an in vitro human lung epithelial cell model

著者 (7件)： Chai Guihong (Department of Industrial and Physical Pharmacy, College of Pharmacy, Purdue University, 575 Stadium Mall Drive, West Lafayette, IN 47907, USA) ,  Park Heejun (Department of Industrial and Physical Pharmacy, College of Pharmacy, Purdue University, 575 Stadium Mall Drive, West Lafayette, IN 47907, USA) ,  Yu Shihui (Department of Industrial and Physical Pharmacy, College of Pharmacy, Purdue University, 575 Stadium Mall Drive, West Lafayette, IN 47907, USA) ,  Zhou Fanfan (School of Pharmacy, The University of Sydney, NSW 2006, Australia) ,  Li Jian (Biomedicine Discovery Institute and Department of Microbiology, Monash University, Clayton, Victoria 3800, Australia) ,  Xu Qingguo (Department of Pharmaceutics, School of Pharmacy, Virginia Commonwealth University, Richmond, VA 23298, USA) ,  Zhou Qi (Tony) (Department of Industrial and Physical Pharmacy, College of Pharmacy, Purdue University, 575 Stadium Mall Drive, West Lafayette, IN 47907, USA)
資料名： International Journal of Pharmaceutics  (International Journal of Pharmaceutics)
巻： 569  ページ： Null  発行年： 2019年 
JST資料番号： A0285B  ISSN： 0378-5173  CODEN： IJPHD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多剤耐性グラム陰性菌によって引き起こされる呼吸器感染症は,公衆への深刻な負担である。著者らの以前の知見は,リポソームを介したコリスチンとシプロフロキサシンの共負荷が,単治療と比較して多剤耐性緑膿菌に対するin vitro抗菌活性を改善することを示した。本研究は,空気結合条件下で培養された肺上皮モデルであるin vitro Calu-3細胞単層を用いて,リポソームにおけるコリスチンとシプロフロキサシンの輸送挙動を調べることを目的とした。細胞生存率の結果は,濃度≦500μg/mLの単独または共投与薬物に曝露された細胞の明らかな毒性がないことを示した。細胞へのシプロフロキサシンの輸送はコリスチンのそれよりも容易で,急速にプラトーに達した。コリスチンは粘液中に捕捉されるか,または先端細胞膜に付着し,シプロフロキサシンよりも細胞単層を通して輸送が少なかった。先端側へのシプロフロキサシンの沈着は時間とともに増加した(1から4時間)。細胞単層を通してシプロフロキサシンとコリスチンの輸送の間に観察された薬物-薬物相互作用は,それらが溶液形で一緒に投与されたときには全く観察されなかった。リポソームに負荷したとき,細胞単層を通して輸送された薬物の量は両方の薬剤において減少した。両薬剤は,リポソームにおいて細胞単層の粘液により捕捉され,または細胞単層の先端側細胞膜により接着された。本研究は,単一リポソームにおけるコリスチンとシプロフロキサシンの共送達が,肺上皮細胞単層を横切る両薬物の輸送能力を低下させ,肺上皮表面上の薬物保持を増強することを示した。したがって,多剤耐性緑膿菌に起因する呼吸器感染症を治療する有望なアプローチである。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 治療法 ,  細胞膜 ,  多剤耐性 ,  *リポソーム ,  投与 ,  *in vitro実験 ,  毒性 ,  *ヒト ,  粘液 ,  *上皮 ,  単一層 ,  呼吸器感染症 ,  抗細菌作用 ,  脂環式化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族フッ素化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ケト酸
準シソーラス用語： *コリスチン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： コリスチン ,  シプロフロキサシン ,  共配送 ,  リポソーム ,  Calu-3細胞単層 ,  薬物輸送

分類 (1件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

物質索引 (1件)： シプロフロキサシン

タイトルに関連する用語 (8件)： ヒト ,  肺上皮細胞 ,  モデル ,  リポソーム ,  コリスチン ,  シプロフロキサシン ,  デリバリー ,  評価