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J-GLOBAL ID:201902265464483289   整理番号:19A1561803

コリンオキシダーゼを発現する可移植性ジャガイモ植物におけるグリシンベタインの蓄積は乾燥耐性を改善する【JST・京大機械翻訳】

Accumulation of glycine betaine in transplastomic potato plants expressing choline oxidase confers improved drought tolerance
著者 (8件):
資料名:
巻: 249  号:ページ: 1963-1975  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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色素体ゲノム工学は,色素体にグリシンベタインを蓄積する耐干性ジャガイモ植物を作り出す有効な方法である。グリシンベタイン(GB)は非生物ストレス下で重要な役割を果たし,葉緑体におけるその蓄積はトランスジェニック植物のサイトゾルにおけるよりもストレス耐性に対してより効果的である。本研究では,コリンオキシダーゼからGBへの転換を触媒するためにコリンオキシダーゼをコードするArthrobacter globiformis由来のcodA遺伝子を,色素体遺伝子工学によりジャガイモ(Solanum tuberosum)プラスチドゲノムに導入することに成功したことを報告する。2つの独立した形質転換系統を分離し,Southern-blot分析によりホモプラズミックとして確認し,codAのmRNAレベルは塊茎より葉においてはるかに高かった。GBは,codA-トランスプラストミックジャガイモ植物(PC植物と呼ばれる)の葉と塊茎の両方において,類似のレベルで蓄積した。GB含有量はPC植物において適度に増加し,プラスチドにおけるGBの区画化は野生型(WT)植物と比較して乾燥ストレスに対してかなり高い耐性を与えた。乾燥ストレス下の相対含水量とクロロフィル含有量のより高いレベルは,WT植物と比較して,PC植物の葉で検出された。さらに,PC植物は乾燥ストレス時の抗酸化酵素活性と同様に有意に高い光合成性能を示した。これらの結果は,葉緑体工学によるGBの生合成が干ばつ耐性を増加させる有効な方法であることを示唆した。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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