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J-GLOBAL ID:201902265553223364   整理番号:19A1642235

尿動態研究のための前立腺尿路の変形可能なファントム【JST・京大機械翻訳】

Deformable phantoms of the prostatic urinary tract for urodynamic investigations
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 3034-3043  発行年: 2019年 
JST資料番号: A1258A  ISSN: 0094-2405  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:尿道動態の評価は,尿道閉塞のような病理学的特徴の機能的影響の分析において臨床的に重要であると考えられているが,in vivoで直接実行することは困難である。このような評価を容易にするために,尿道ファントムは,人体形態因子に基づく尿道動力学を再構成することにより,調査ツールとして役立つ可能性がある。ここでは,著者らの目的は,男性前立腺尿道の幾何学的,機械的および流体力学的特性をシミュレートすることができる,解剖学的に現実的で変形可能な尿道ファントムの新しいクラスを設計することである。【方法】新しいロストコアチューブ鋳造プロトコルを考案した。それは,最初に,コンピュータ支援設計ソフトウェアにおける尿道形状の作図を含んだ。次に,3D印刷を用いて,尿道形状および外側金型を作製した。これらの部分を用いて,ポリビニルアルコール(PVA)ベース材料(26.6±4.0kPaYoung率)を用いて尿路を鋳造した。寒天-ゼラチン混合物(17.4±3.4kPaYoung率)を用いて周囲の組織模倣スラブを形成した後,完成した尿道ファントムを排尿をシミュレートする流れ回路に接続した。作製したファントムの形態を評価するために,異なる面上で超音波イメージングを行った。また,カラーDopplerイメージングを行い,尿路内の流れプロファイルを可視化した。結果:正常尿道および良性前立腺肥大(BPH)による閉塞を伴う病的尿道に対して変形性ファントムを考案した。排尿中に,BPHを特徴とするファントム(0.91±0.08mm)の小脳における短軸内腔直径は,正常なファントム(2.49±0.20mm)に対するそれより有意に小さかった。また,BPH特徴ファントムの最大流速(59.3±5.8cm/s;Doppler角度補正なし)は,正常ファントム(22.7±9.0cm/s)のそれより高いことが分かった。結論:作製したファントムは排尿中の尿路から生じる尿道変形のシミュレーションに有効であった。それらは尿道動力学の機械的研究及び泌尿器科における尿力学的診断技術の試験に用いることができる。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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医用画像処理  ,  医療用機器装置 
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