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J-GLOBAL ID:201902265721172467   整理番号:19A2459205

気候変動と作物生産性:14作物についての解析

Relationship between crop productivity and climate change: analysis for 14 crops
著者 (2件):
資料名:
巻: 56th  ページ: WEB ONLY  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1657A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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地球温暖化の問題が顕在化する一方で,世界の人口は増加し続けており,将来の作物生産性の予測は重要な問題となっている。特に,多くの食料を輸入に依存する日本にとって,将来の世界の作物生産性は国民の生活に直結する。地球温暖化とともに作物の収量がどうなってきたのか,また,将来の作物の収量がどうなり得るのかという研究はこれまで膨大な数がなされている。特にこれまで,過去の作物の収量と過去の気象の関係についての統計解析の研究は数多くなされてきた。しかし,そのほとんどが線形関数による統計モデル化であり,作物の気温や降水量に対する複雑な非線形性を考慮していない。本研究では,CRUの過去の気象データから栽培期間や栽培面積を加味して精密な国別気象データを作成するとともに,FAOの国別収量データを参照することで,大麦・キャッサバ・落花生・トウモロコシ・オーツ麦・ライ麦・小麦・菜種・イネ・ソルガム・大豆・テンサイ・ヒマワリ・サツマイモの14種について平板スプライン関数を内包した加法モデルを作成し,全球レベルで平均気温・降水量と作物収量を統計モデル化した。その結果,オオムギやオーツ麦,ソルガム,ヒマワリ,小麦は降水量の変化よりも気温の変化がより強く収量に関係し,気温の増加とともにとともに直線的に収量が減少するが,イネや落花生,テンサイ,ダイズなどは強い非線形性を示し,気温の増加による収量の変化は国によって大きくことなることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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気候学,気候変動  ,  農業経済,農業経営 
タイトルに関連する用語 (4件):
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