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J-GLOBAL ID：201902265924136998   整理番号：19A0659302

化学動力学シミュレーションを用いた室温におけるN_2浴から振動性「冷」C_6F_6分子への衝突分子間エネルギー移動【JST・京大機械翻訳】

Collisional Intermolecular Energy Transfer from a N₂ Bath at Room Temperature to a Vibrationlly “Cold” C₆F₆ Molecule Using Chemical Dynamics Simulations

著者 (4件)： Paul Amit K. (Department of Chemistry and Biochemistry, Texas Tech University, Texas, United States) ,  Paul Amit K. (Department of Chemistry, National Institute of Technology, Meghalaya, India) ,  Donzis Diego (Department of Chemistry, Texas A&M University, Texas, United States) ,  Hase William L. (Department of Chemistry and Biochemistry, Texas Tech University, Texas, United States)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 121  号： 21  ページ： 4049-4057  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学動力学シミュレーションを行い,300Kでの熱化N_2浴から振動的に「冷たい」C_6F_6への衝突分子間エネルギー移動を研究した。C_6F_6の振動温度を50Kとして,それは2.98kcal/molの古典的振動エネルギーに対応した。C_6F_6と浴の間の温度比は,1/6であり,以前の「熱い」C_6F_6シミュレーションに対する同じ比率の逆数(J.Chem.Phys.2014,140,194103)である。0KのC_6F_6振動温度に対してもシミュレーションを行った。時間に対するC_6F_6の平均エネルギーは,「ホット」C_6F_6シミュレーションから得られたものと比較して,わずかに大きい短時間速度成分,k_1を与える二指数関数によって良く適合したが,4倍小さい長時間速度成分,k_2を与えた。衝突当たりの平均エネルギー移動は,C_6F_6の平均エネルギーと浴との平衡後の最終C_6F_6エネルギーの差に依存するが,C_6F_6と浴の温度比には依存しない。N_2浴の並進および回転自由度は,それらのエネルギーをC_6F_6の振動自由度に移動させる。C_6F_6のN_2振動モードおよび並進および回転モードのエネルギーは,エネルギー移動の間,変化しなかった。また,C_6F_6のエネルギー分布は,エネルギーが浴から移動し,C_6F_6の平均エネルギーが増加すると,平均C_6F_6エネルギーからC_6F_6エネルギーの偏差がほぼ線形に増加することが分かった。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *計算機シミュレーション ,  振動温度 ,  振動エネルギー ,  線形性 ,  エネルギー分布 ,  指数関数 ,  *シミュレーション ,  自由度 ,  *エネルギー移動 ,  熱化 ,  振動モード
準シソーラス用語： 回転自由度 ,  *動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 分子間相互作用  (BH07020P) ,  脂肪族ハロゲン化合物  (CF03050P) ,  イオンと分子の衝突・散乱  (BH07040L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 化学 ,  動力学シミュレーション ,  室温 ,  振動性 ,  分子 ,  衝突 ,  エネルギー移動