文献

J-GLOBAL ID：201902265965727059   整理番号：19A0660308

カーボンナノチューブにおける固有キラリティの開始【JST・京大機械翻訳】

Intrinsic Chirality Origination in Carbon Nanotubes

著者 (11件)： Pierce Neal (Honda Research Institute USA Inc., Ohio, United States) ,  Chen Gugang (Honda Research Institute USA Inc., Ohio, United States) ,  P. Rajukumar Lakshmy (Honda Research Institute USA Inc., Ohio, United States) ,  P. Rajukumar Lakshmy (Department of Physics, The Pennsylvania State University, Pennsylvania, United States) ,  Chou Nam Hawn (Honda Research Institute USA Inc., Ohio, United States) ,  Koh Ai Leen (Department of Materials Science and Engineering, Stanford University, California, United States) ,  Sinclair Robert (Department of Materials Science and Engineering, Stanford University, California, United States) ,  Maruyama Shigeo (Department of Mechanical Engineering, The University of Tokyo, Japan) ,  Maruyama Shigeo (Energy NanoEngineering Lab, The National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Japan) ,  Terrones Mauricio (Department of Physics, The Pennsylvania State University, Pennsylvania, United States) ,  Harutyunyan Avetik R. (Honda Research Institute USA Inc., Ohio, United States)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 11  号： 10  ページ： 9941-9949  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブキラリティーの起源を解明することは,それらの非タップ化ポテンシャルを実現するためのキーである。現在,一般的な理論は,触媒構造がエピタキシャル関係を介してキラリティーに起因することを示唆している。ここでは,触媒の特徴の影響を排除し,固体Ruナノ粒子上に成長させた量と比較した,浮遊液体Ga液滴上に成長させたカーボンナノチューブのキラリティ量を研究した。液滴上での成長の結果は,特定のキラリティに対する炭素核の固有の優先性を示す。特に,(11,1)/χ=4.31°のチューブの存在量は,(9,4)/χ=17.48°に対して95%に達することができるが,それらは正確に同じ直径(9.156Å)を有する。しかし,対,(19,3)/χ=7.2°および(17,6)/χ=14.5°,より大きい直径(16.405Å)の比較存在量は,合成温度に依存して変動する。浮遊固体多面体Ruナノ粒子上に成長させた同じ対の管の存在量は完全に異なる傾向を示した。Zeldovich因子の積と平衡臨界サイズから成長する核の偏差間隔によって表される核形成確率に関連する存在度の分析は,発見を説明する。一般的にナノチューブ中のキラリティは炭素クラスタの固有の優先性と触媒構造による誘導の間の相互作用の結果であることを示唆した。この発見はナノチューブ成長の包括的理論の構築に役立ち,液体触媒液滴の開発によるカーボンナノチューブのキラリティ優先合成の展望を提供する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ナノチューブ ,  *カーボンナノチューブ ,  エピタクシー ,  ルテニウム ,  相互作用 ,  核形成 ,  臨界 ,  浮遊 ,  ナノ粒子 ,  ガリウム ,  液滴 ,  触媒 ,  炭素
準シソーラス用語： 炭素クラスタ ,  *キラリティ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： カーボンナノチューブ ,  キラル選択性 ,  液体触媒 ,  動力学 ,  Zeldovich因子

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  半導体の結晶成長  (BK13040X)

タイトルに関連する用語 (3件)： カーボンナノチューブ ,  固有 ,  キラリティ