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J-GLOBAL ID：201902265970123085   整理番号：19A2196436

新しいメチルアミン(CH₃NH₂)源の検出:将来のグリシン調査の候補

Detection of a new methylamine (CH₃NH₂) source: Candidate for future glycine surveys

著者 (11件)： OHISHI Masatoshi (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  OHISHI Masatoshi (SOKENDAI (Graduate Univ. for Advanced Studies), Tokyo, JPN) ,  OHISHI Masatoshi (National Inst. of Natural Sci., Tokyo, JPN) ,  SUZUKI Taiki (SOKENDAI (Graduate Univ. for Advanced Studies), Tokyo, JPN) ,  SUZUKI Taiki (National Inst. of Natural Sci., Tokyo, JPN) ,  HIROTA Tomoya (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  HIROTA Tomoya (SOKENDAI (Graduate Univ. for Advanced Studies), Tokyo, JPN) ,  SAITO Masao (SOKENDAI (Graduate Univ. for Advanced Studies), Tokyo, JPN) ,  SAITO Masao (National Astronomical Observatory of Japan, Nagano, JPN) ,  SAITO Masao (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN) ,  KAIFU Norio (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN)
資料名： Publications of the Astronomical Society of Japan  (Publications of the Astronomical Society of Japan)
巻： 71  号： 4  ページ： 86.1-86.11  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2414A  ISSN： 0004-6264  CODEN： PASJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最も単純なアミノ酸である星間グリシン(NH₂CH₂COOH)は,宇宙と生命の起源の間の可能な関係を研究するために長く求められてきた。過去40年ほどで,グリシンのすべての調査は失敗した。代替戦略は,グリシンの前駆体を探索することである。前駆体のこのような研究は,ALMAによる高感度調査を行う前に非常に重要である。実験室研究は,CH₃NH₂がグリシンに対する可能な前駆体であることを示唆した。さらなる理論研究はまた,CH₃NH₂から光解離により形成されるCH₂NH₂ラジカルがグリシンに対する良好な前駆体であることを示唆した。そこで,著者らは,野辺山45m電波望遠鏡を用いて,いくつかのホットコア源に対するCH₃NH₂を調べ,新しいCH₃NH₂源G10.47+0.03を見出すことに成功した。執筆時点では,この源はこれまで知られているCH₃NH₂の最も豊富な供給源である。著者らは,CH₃NH₂の観測された存在量が,R.T.Gardrod(2013,ApJ,765,60)によって予測された理論値とかなり良く一致することを見出した。星間グリシンの検出可能性を論じた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *アミノ酸 ,  *星間物質 ,  *前駆体 ,  光解離 ,  分子雲 ,  電波望遠鏡 ,  高感度 ,  干渉計 ,  数値 ,  ホットコア【天文】 ,  野辺山45m電波望遠鏡 ,  理論値 ,  脂肪族アミン ,  第一アミン ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： ALMA【干渉計】

分類 (2件)： 星雲  (DB06000W) ,  恒星  (DB05000P)

物質索引 (2件)： メチルアミン ,  グリシン

タイトルに関連する用語 (3件)： メチルアミン ,  グリシン ,  調査