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J-GLOBAL ID：201902266028087442   整理番号：19A2196402

東日本大震災から復旧復興中の岩手県陸前高田市の農村畦畔におけるシバ二重ネット工法によるシバ(Zoysia japonica Steud.)の植栽時期の検討

The effect of planting time of Zoysia japonica Steud. on its establishment by Net-planting Technique on paddy levees in Rikuzentakata city, Iwate pref. recovering from the Great East Japan Earthquake

著者 (2件)： 伏見昭秀 (農研機構 西日本農業研究セ) ,  長沼和夫 (農研機構 西日本農業研究セ)
資料名： 芝草研究  (Journal of Japanese Society of Turfgrass Science)
巻： 48  号： 1  ページ： 12-16  発行年： 2019年10月31日 
JST資料番号： Y0866A  ISSN： 0285-8800  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2013年4月から2018年3月にかけて,津波を引き起こした東日本大震災により影響を受けた災害地域において,回復後のイネ水田周辺の芝草地を確立するために,オニシバのネット植栽技術を用いた。雨季の6月に植えられたオニシバで安定化された堤防は,約2.5年で確立された。芝草は,その被覆率が徐々に拡大したので,5月,7月,9月に,1年3回剪定された。オニシバによる被覆は群落高さを最小化し,維持コストを低減した。イネ移植前の植栽は灌漑が利用可能な場合に限られるべきである。イネ収穫後の植え付けは,確立が保証されないので不適切である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *芝草 ,  *シバ ,  *植栽 ,  *震災 ,  *大津波 ,  復旧 ,  *土木工学 ,  農村 ,  農道 ,  網 ,  水田 ,  水稲 ,  雨季 ,  堤防 ,  安定化 ,  被覆率 ,  植物群落 ,  保全費 ,  灌漑 ,  岩手県
準シソーラス用語： *畦畔 ,  *東日本大震災 ,  復興 ,  陸前高田市

分類 (3件)： 造園植物  (FC03080Q) ,  自然災害  (FC04020J) ,  土木工学一般  (RC01000E)

引用文献 (16件)：

• 福山正隆・佐藤節郎・菅野 勉(1993):秋の生育終期におけるシバの光合成作用及び葉色の変化,芝草研究 21(2),178-182
• 伏見昭秀(2014):二重ネット工法を用いた畦畔法面におけるシバ(Zosia japonica)の植栽技術(http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/warc/2014/14_004.html) 2018.07.20 参照,
• 伏見昭秀・橘 雅明・長沼和夫(2014):農村畦畔の法面における二重ネット工法によるシバ在来品種「朝駆」植栽の検討,芝草研究 42,130-136
• 井上君夫(1992):霧を伴うやませの気象特性,天気 39(8),459-467
• 岩手県沿岸広域振興局大船渡農林振興センター農村整備室:農地の復旧・整備の状況:(https://www.pref.iwate.jp/engan/ofuna_nourin/1014240.html)2019.06.11参照

タイトルに関連する用語 (12件)： 東日本大震災 ,  復旧 ,  復興 ,  岩手 ,  陸前高田 ,  農村 ,  畦畔 ,  シバ ,  ネット ,  工法 ,  Zoysia ,  植栽