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J-GLOBAL ID:201902266101113407   整理番号:19A1624927

過酸化水素と一酸化窒素はDendrobium プロトコーム様体における凍結保存により誘導されるプログラム細胞死に関与する【JST・京大機械翻訳】

Hydrogen peroxide and nitric oxide are involved in programmed cell death induced by cryopreservation in Dendrobium protocorm-like bodies
著者 (7件):
資料名:
巻: 137  号:ページ: 553-563  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0852A  ISSN: 0167-6857  CODEN: PTCEDJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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プログラム細胞死(PCD)は,凍結保存後の動物組織細胞死において重要な役割を果たす。しかしながら,凍結保存により誘導される植物PCD特性とPCDにおけるシグナル分子の可能な役割を評価する研究はほとんどない。ここでは,ガラス化により凍結保存されたDendrobium protocorm様体(PLB)で生じる,細胞超微細構造観察およびPCD調節遺伝子発現,カスパーゼ3様活性および過酸化水素(H2O2)および一酸化窒素(NO)含量の評価を行った。細胞超微細構造の主な変化は,重度の原形質分解,クロマチン凝縮およびベシクル形成を伴う植物ガラス化溶液2(PVS2)脱水段階で認められた。液体窒素曝露は多くの自食性小胞の出現によりオートファジー活性を増加させた。オートファジー関連蛋白質8C遺伝子(Atg8C)および網状蛋白質B8遺伝子(Rtnl B8)の発現は,前培養および冷却-再加温段階で増加したが,bax阻害剤1様遺伝子(BIL1)発現は,新鮮PLB(CK)の発現レベルと比較して,前培養およびPVS2脱水段階で低下した。カスパーゼ3様活性は前培養段階で低かったが,負荷とPVS2脱水処理により有意に増加し,最終的に冷却-再加温段階でピークに達した。H_2O_2とNOの両方は,前培養段階で増加し始め,負荷段階で最も高い値に達し,次に,凍結保存の後期段階で減少した。前培養段階におけるカタラーゼ(CAT)および2-4-カルボキシフェニル-4,4,5,5-テトラメチルイミダゾリン-1-oxyl-3-オキシド(cPTIO)の添加は生存を有意に増加させ,凍結保存PLBにおけるカスパーゼ3様活性を減少させた。これらの結果は,凍結保存プロトコル,特にPVS2脱水および冷却-再加温がD.nobile PLBにおけるPCDを誘導することを示した。前培養段階で生産されたH2O2とNOも関与している可能性がある。ガラス化による凍結保存プロトコル,特にPVS2脱水と冷却-再加温は,PLBにおけるプログラム細胞死を誘導した。前培養段階で生産されたH2O2とNOの阻害は,カスパーゼ3様活性を減少させ,PLB生存率を改善することができる。Copyright 2019 Springer Nature B.V. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生,成長,分化  ,  薬用植物  ,  生殖 

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