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J-GLOBAL ID:201902266238517160   整理番号:19A1038742

基部陸上植物ゼニゴケの紫外線応答機構

The mechanisms for UV-B response of Marchantia polymorpha
著者 (1件):
資料名:
巻: 62  ページ: 11-17  発行年: 2019年03月01日 
JST資料番号: G0515A  ISSN: 2188-6679  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,陸上植物のためのUV-B防御システムの機構と多様性に焦点をあてた。本研究において,著者らは,陸上植物の最も早い分岐枝であるゼニゴケ(M.polymorpha)を用いることによって,陸上植物のUV-Bセンシングのためのシグナル伝達の機能的保存を分析した。UV-Bを照射した野生型の葉状体の成長は遅延した。さらに,UV-Bを照射した植物におけるUV-B吸収化合物のより高い豊度が,正常条件下で生育した植物におけるそれよりも観察された。これらの結果は,M.polymorphaがUV-B照射に対する防御系の機構を持つことを示唆した。高等植物におけるUV-B防御系に関連するUV-B光受容体,HY5及びCHSをコードするUVR8のオーソログを分離し,これらの遺伝子をMpUVR8,MpHY5及びMpCHSと命名した。UV-Bにより照射された葉状体におけるMpUVR8,MpHY5およびMpCHSの遺伝子発現のプロファイルは,Arabidopsis thalianaにおけるそれと類似していた。MpUVR8の生理学的機能を調べるため,MpUVR8を過剰発現する形質転換体を作製した。UV-B照射条件下では,形質転換体におけるUV-B吸収化合物の蓄積は野生型よりも豊富であった。これらの結果は,MpUVR8がM.polymorphaにおけるUV-B防御系に重要な役割を持つことを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物生理学一般 
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