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J-GLOBAL ID:201902266246120135   整理番号:19A1496541

米可溶性澱粉シンターゼI 対立遺伝子変異,発現,機能,およびWaxyとの相互作用【JST・京大機械翻訳】

Rice Soluble Starch Synthase I: Allelic Variation, Expression, Function, and Interaction With Waxy
著者 (12件):
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巻:ページ: 1591  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7094A  ISSN: 1664-462X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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アミロースとアミロペクチンから成る澱粉は米品質の重要な決定因子である。アミロースはWaxy(Wx)遺伝子により調節されるが,アミロペクチンは8つの可溶性澱粉シンターゼ(SSSs)を含む種々の酵素により調整され,SSSIは穀類胚乳における全SSS活性の約70%を占める。SSSI遺伝子発現と機能,対立遺伝子変異と遺伝子発現,イネの物理化学的性質と品質に対するその影響を理解することにおいて大きな進歩がなされているが,Wx遺伝子との相互作用は不明のままである。ここでは,SSSIヌクレオチド多型を5つの異なる分子マーカーを用いて165イネ品種において分析し,その3つはSSSIプロモーターに存在し,ジャポニカ種におけるSSSI-j対立遺伝子よりもインディカ種におけるSSSI-i対立遺伝子の高発現を説明した。SSSIプロモーター-ベータ-グルクロノニダーゼ(β-Gus)分析の結果は,発現結果と一致した。さらに,Nip(SSSI~i)とNip(SSSI~j)は,それらの熱特性,ゲル整合性(GC),および顆粒結晶構造において異なることを,Nip(Nip)バックグラウンドにおける近同質遺伝子系統(NILs)の分析は示した。SSSI-RNA干渉(RNAi)構築物を用いたSSSI発現のノックダウンは,ジャポニカおよびインディカ背景の両方において,GC以外のほとんどの試験された物理化学的特性における一貫した変化を引き起こした。さらに,味値分析(TVA)は,インディカにおけるSSSI対立遺伝子の導入またはジャポニカ栽培品種におけるSSSI発現のノックダウンが,総合的な味値を有意に減少させたことを示した。それはインディカに対するジャポニカの優れた味と一致した。さらに,SSSIと異なるWx対立遺伝子の間の潜在的相互作用を試験するために,Wx遺伝子座内の3つのNILsを,LTF(Wx~a),LTF(Wx~b)およびLTF(wx)と指定されたインディカ品種Longtefu(LTF)背景において発生させた。SSSI-RNAi構築物もこれらの3つのNILsに導入され,物理化学的分析はSSSIのノックダウンがWx~aとWx~b背景でのみイネの見かけアミロース含量(AAC)を有意に増加させ,NILsのGCの異なる変化を引き起こすことを確認した。したがって,米品質に及ぼすSSSI変動の影響は,他の因子,特にWx遺伝子とのクロストークに依存する。これらの知見は,プレミアム摂食と調理品質を持つ米の将来の育種のための基本的知識を提供する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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澱粉 
引用文献 (49件):
  • Ahmed Z., Tetlow I. J., Ahmed R., Morell M. K., Emes M. J. (2015). Protein-protein interactions among enzymes of starch biosynthesis in high-amylose barley genotypes reveal differential roles of heteromeric enzyme complexes in the synthesis of A and B granules. Plant Sci. 233 95-106. doi: 10.1016/j.plantsci.2014.12.016
  • Aluko G., Martinez C., Tohme J., Castano C., Bergman C., Oard J. H. (2004). QTL mapping of grain quality traits from the interspecific cross Oryza sativa x O. glaberrima. Theor. Appl. Genet. 109 630-639. doi: 10.1007/s00122-004-1668-y
  • Anacleto R., Cuevas R. P., Jimenez R., Llorente C., Nissila E., Henry R., et al (2015). Prospects of breeding high-quality rice using post-genomic tools. Theor. Appl. Genet. 128 1449-1466. doi: 10.1007/s00122-015-2537-6
  • Bao J. S., Corke H., Sun M. (2002). Microsatellites in starch-synthesizing genes in relation to starch physicochemical properties in waxy rice (Oryza sativa L.). Theor. Appl. Genet. 105 898-905. doi: 10.1007/s00122-002-1049-3
  • Bao J. S., Corke H., Sun M. (2006). Microsatellites, single nucleotide polymorphisms and a sequence tagged site in starch-synthesizing genes in relation to starch physicochemical properties in nonwaxy rice (Oryza sativa L.). Theor. Appl. Genet. 113 1185-1196. doi: 10.1007/s00122-006-0394-z
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