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J-GLOBAL ID:201902266331086995   整理番号:19A2898636

Trachy玄武岩質マグマにおける単斜輝石成長中の過冷却の役割:エトナ火山におけるマグマの減圧と冷却に関する洞察【JST・京大機械翻訳】

The role of undercooling during clinopyroxene growth in trachybasaltic magmas: Insights on magma decompression and cooling at Mt. Etna volcano
著者 (9件):
資料名:
巻: 268  ページ: 258-276  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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等温および過冷却実験を,単斜輝石の組織および組成変動を制御する結晶化機構を調べるために,エトナ火山からの最も原始的な玄武岩の一つについて行った。実験は400~800MPa,1050~1200°C,0~4wt%H2OおよびNi-NiO+2バッファ上の酸素フガシティ2log単位で行った。等温実験において,最終的な静止温度は室温から近づき,単斜輝石成長は界面制御機構により支配され,均一な組成をもつ小さな(~10μm)と自形結晶の形成をもたらす。逆に,過冷却実験において,最終的な静止温度は液相線以上の温度でのアニーリング後に近づき,システムに対して効果的な過冷却(ΔT)を課した。過冷却の存在下では,単斜輝石の結晶化は,Al_2O_3+TiO_2とSiO_2+MgOに富む二つの組成的に異なるドメインで構成される大きな(>100μm)結晶の形成を決定する拡散律速機構によって支配される。最大成長速度(G_max)は,過冷却の程度が~20から~230°Cに増加すると,核形成速度の増加により,~10~7から~10~8cm/sまで徐々に減少する。低~中程度の過冷却(ΔT=23~41°C)では,単斜輝石は多面体に対して自形であるが,高い過冷却度では,結晶形状は,前期(ΔT=73~123°C)から骨格および樹枝状(ΔT=132~233°C)に変化する。Etna火山の噴火からの自然斑晶について報告されたものと類似した砂時計セクターの帯状化は,低い過冷却度(ΔT=23~32°C)でのみ観測される。このタイプの帯状化は陽イオン交換[Si+Mg]_{-111}⇔[Al+Ti]_{100}の形で発達し,時間ガラスセクターの帯状化が比較的低い過冷却度によって引き起こされる緩慢な速度論効果の有効な指標であることを示す。対照的に,過冷却度(ΔT>32°C)の増加において,強いメルト過飽和は,バルクシステムが前進結晶表面と供給溶融物の間の近平衡状態に戻ることを試みるので,Al_2O_3+TiO_2リッチ樹枝状結晶の初期形成と更なるSiO_2+MgO過剰成長を決定する。ΔTと単斜輝石化学の間の実験的に決定された関係を用いて,エトナ火山における1974年と2002年~2003年の偏心噴火からの天然単斜輝石の結晶化条件を再構築した。単斜輝石縁は,深さ(ほとんど0~40°C)におけるマグマ涵養に関連する結晶マントルよりはるかに高い過冷却度(~110°Cまで)を記録する。したがって,リムは,表面に向かうマグマの上昇の間に,脱ガスと冷却を引き起こす。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般 

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