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J-GLOBAL ID:201902266333678324   整理番号:19A1303691

日本の静岡県における侵入性ツバキトゲコナジラミAleurocanthus camelliae(半翅類:コナジラミ科)に感染した茶園における寄生バチEncarsia smithi(膜翅類:Aphelinidae)の2系統群の分布と個体群構造

Distribution and population structure of two phylogroups of the parasitoid Encarsia smithi (Hymenoptera: Aphelinidae) in tea fields infested with the invasive camellia spiny whitefly Aleurocanthus camelliae (Hemiptera: Aleyrodidae) in Shizuoka Prefecture, Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 55-62  発行年: 2019年02月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究から,寄生バチEncarsia smithi(膜翅類:Aphelinidae)の2つの系統発生群は,日本の茶園の侵入害虫であるツバキトゲコナジラミAleurocanthus camelliae(半翅類:コナジラミ科)を攻撃できることが明らかになった。I型は柑橘類のトゲコナジラミA.spiniferus防除のために,1925年に中国から柑橘類果樹園に導入されたが,最近,いくつかの茶園でも出現している。II型は,おそらく偶然に導入され,多くの茶園で発見された。しかし,茶園における生物防除剤としての分布とそれらの相対的重要性についてはほとんど知られていない。これらの側面を調べるために,著者らはそれらの核リボソームDNAのITS領域における変異を用いて2つの群に対する特異的PCRを開発した。次に,この特異的PCRを用いて,2013年~2015年までの日本の静岡県における23個の茶園における分布を調査した。著者らは2013~2015年の多くの茶園において,時々共存しながら,いずれの型も分布しているが,これらの型の個体群構造は,圃場,年度および季節により多様であることを見出した。これらの結果からA.camelliaeはA.spiniferusのような他の侵入性害虫を制御するために最初に導入された外来天敵(II型)および/またはI型種を偶発的に導入することによって意図せずに制御できることを示唆する。Copyright 2018 The Japanese Society of Applied Entomology and Zoology Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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害虫に対する農薬  ,  異種生物間相互作用  ,  し好料作物  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  生物的防除 
タイトルに関連する用語 (13件):
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