抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】超高齢慢性心不全(CHF)の診断と予後評価におけるレチノール結合蛋白質4(RBP4)の役割を調査する。方法:90例の超高齢CHF患者を実験群とし、ニューヨーク心臓学会(NYHA)心機能分類により患者をIIV級に分けた。その他30名の健康診断者を対照群とした。血清中のRBP4レベル,左室駆出率(LVEF)および左室拡張末期径(LVEDD)を,2群で検出した。受信者動作特性(ROC)曲線を用いて、RBP4による超高齢慢性心不全の診断価値を評価し、患者の退院後3、6、12カ月時の心臓イベントの発生状況をフォローし、統計した。【結果】対照群と比較して,実験群の血清RBP4とLVEDDは有意に増加し(P<0.05),LVEFは有意に減少し(P<0.05),NYHA心機能の等級が上がると,RBP4とLVEDDは有意に増加したが,LVEFは有意に減少した(P<0.05)。実験群の血清RBP4レベルはLVEDDと正の相関があり(P<0.05)、LVEFと負の相関があった(P<0.05)。血清RBP4で診断した超高齢CHFのROC曲線下面積は0.832(95%CIは0.7960.898)であり、血清RBP4はCHFの特異性が90.4%、敏感性が73.1%、陽性予測値が87.3%であった。RBP4高レベルグループとRBP4低水準グループの患者は退院3ケ月の無心臓イベント生存率は有意差がなかった(P>0.05)が、RBP4低水準グループの退院6、12ケ月の心臓イベント生存率はRBP4高レベルグループより明らかに高かった(P<0.05)。結論:血清RBP4は超高齢CHFのスクリーニング診断、危険層別及び予後評価の補助指標である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】