文献

J-GLOBAL ID：201902266634022551   整理番号：19A1196238

A356.2アルミニウム基複合材料の機械的性質と腐食性能に及ぼすグラフェン含有量と時効プロセスの影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of Graphene Content and Aging Process on Mechanical Properties and Corrosion Performance of an A356.2 Aluminum Matrix Composite

著者 (4件)： Wang Kang (School of Materials Science and Engineering, University of Jinan, Jinan, People’s Republic of China) ,  Leng Jinfeng (School of Materials Science and Engineering, University of Jinan, Jinan, People’s Republic of China) ,  Wang Ran (School of Materials Science and Engineering, University of Jinan, Jinan, People’s Republic of China) ,  Zhang Shaochen (School of Materials Science and Engineering, University of Jinan, Jinan, People’s Republic of China)
資料名： Springer Proceedings in Physics  (Springer Proceedings in Physics)
巻： 217  ページ： 307-319  発行年： 2019年 
JST資料番号： W5066A  ISSN： 0930-8989  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： A356.2アルミニウム合金は,その優れた鋳造能力,高い比強度,および耐食性のため,航空宇宙および自動車産業で広く使用されている。グラフェンは,その優れた機械的性質とユニークな二次元構造のためにアルミニウム基複合材料に使用されている。本論文では,グラフェンとアルミニウム粉末を均一に混合し,次に,グラフェン強化A356.2アルミニウムマトリックス複合材料を大気キャスティングによって調製した。研究結果は,時効硬化過程における硬度変化がより速く,次により遅くなる傾向があることを示した。グラフェン含有量の増加により,Gr/A356.2アルミニウムマトリックス複合材料のピーク時効時間は短縮され,硬度値は増加した。ピーク硬度は,180°Cで3時間時効したとき,126HBであった。グラフェンの添加は3.5wt%NaCl溶液中のA356.2アルミニウムマトリックス複合材料の耐孔食性を改善し,主に孔食電位の正のシフトと腐食電流密度の減少を示した。異なる時効条件下での複合材料は,類似の分極特性を示し,熱処理が複合材料の電気化学的腐食挙動を変化させないことを示し,一方,低時効条件下での耐孔食性は最良であった。孔食電位は-0.735Vで,不動態化領域は0.617Vで最も長かった。これは主に第二相析出物が時効時間と共に増加し,続いて第二相析出物とアルミニウム合金の間のより多くの界面が孔食のための先のサイトを供給したためである。Copyright 2019 Springer Nature Singapore Pte Ltd. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 塩化ナトリウム ,  鋳造 ,  界面 ,  アルミニウム合金 ,  析出物 ,  熱処理 ,  硬度 ,  *複合材料 ,  *時効 ,  不動態化 ,  *機械的性質 ,  *腐食 ,  *グラフェン
準シソーラス用語： *A356 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： A356.2 ,  グラフェン ,  老化の進展 ,  腐食性能 ,  金属マトリックス複合材料

分類 (2件)： 分散強化合金  (WE04030R) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (8件)： A356 ,  アルミニウム基複合材料 ,  機械的性質 ,  腐食 ,  グラフェン ,  含有量 ,  時効 ,  プロセス