文献
J-GLOBAL ID:201902266643423717   整理番号:19A1318147

高混合燃料用の市販パーム油由来バイオディーゼル燃料のプロファイリングと触媒アップグレード【JST・京大機械翻訳】

Profiling and catalytic upgrading of commercial palm oil-derived biodiesel fuels for high-blend fuels
著者 (13件):
資料名:
巻: 332  ページ: 122-131  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0363A  ISSN: 0920-5861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
市販のパーム油由来バイオディーゼル燃料(パームBDF)を国際燃料規格の仕様に基づいて徹底的にプロファイリングした。それらの主成分は,少量の非反応性グリセリド及び不純物に加えて脂肪酸尾部における異なる数の二重結合を有する脂肪酸メチルエステル(FAME)であることが判明し,その濃度はタイ国の地域生産者間でわずかに変化した。入手した市販のパームBDFの燃料特性は国際燃料基準に適合した。残念ながら,燃料は時間と共に著しく分解し,おそらく多価不飽和脂肪酸メチルエステル(ポリFAME)と不純物の存在によるものと考えられる。この分解を防止するために,市販のパームBDFを,温和な条件(80°Cおよび0.5MPa H_2)下で,触媒活性部位として金属Pdナノ粒子を有する担持Pd触媒上で,優れた酸化安定性(H-FAME,モノ不飽和脂肪酸メチルエステル(モノFAME)に富む新しいタイプのバイオディーゼル燃料)を用いて部分的に水素化した脂肪酸メチルエステルにアップグレードした。高度化プロセスにおいて,低い酸化安定性を有する望ましくない成分ポリ-FAMEは,高い酸化安定性を有する目標成分,モノ-FAMEに選択的に変換された。市販のパームBDF中の不純物は担持Pd触媒,特に硫黄種を被毒したが,47%の高いPd分散を有する自家製メソ多孔性シリカ担持Pd触媒は市販アルミナ担持Pd触媒よりも高い活性と不純物耐性を示し,Pd分散は16%であった。促進酸化安定性試験において,酸化安定性の向上を伴う石油ディーゼルとパームH-FAMEsの混合により調製したB20燃料はほとんど堆積物やスラッジを生成しなかったが,市販のパームBDFと石油ディーゼルを混合することにより調製した燃料は著しく分解し酸性化し,堆積物とスラッジを形成した。さらに,パームH-FAMEsは,越冬および吸着後処理を通してモノグリセリド(MG)およびステリルグルコシド(SG)の選択的除去によってさらに精製でき,高い混合燃料における使用のための高い安全性および安全性を有する信頼できるBDF源であることが決定された。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
貴金属触媒  ,  その他の触媒  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

前のページに戻る