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J-GLOBAL ID：201902266813801209   整理番号：19A0694215

ブラウンスイス酪農場における性選別精液の人工授精の経済的評価 事例研究

Economic evaluation of artificial insemination of sex-sorted semen on a Brown Swiss dairy farm-A case study

著者 (6件)： Osada Masahiro (Nippon Veterinary and Life Science University, Musashino, Tokyo, Japan) ,  Iwabuchi Hitomi (Nippon Veterinary and Life Science University, Musashino, Tokyo, Japan) ,  Aoki Toru (Tochigi Prefecture Ozasa Farm, Tochigi Dairy Farmers Cooperative, Nikko, Tochigi, Japan) ,  Sasaki Kika (Tochigi Prefecture Ozasa Farm, Tochigi Dairy Farmers Cooperative, Nikko, Tochigi, Japan) ,  Ushijima Hitoshi (Nippon Veterinary and Life Science University, Musashino, Tokyo, Japan) ,  Ozawa Takeyuki (Nippon Veterinary and Life Science University, Musashino, Tokyo, Japan)
資料名： Animal Science Journal  (Animal Science Journal)
巻： 90  号： 4  ページ： 597-603  発行年： 2019年04月 
JST資料番号： W1430A  ISSN： 1344-3941  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 性選別精液を用いた人工授精は,雌の乳牛出生数を効率的に増加するために使用される。以前の研究は,性選別精液を用いることが管理の改善に有益であるとしたが,育種の客観的指標を通してウシ数を増加する機構は不明のままである。本研究は,ウシの数を増加するために,凍結した雌性性選別精液を系統的に用いたブラウンスイス群に焦点を当てた。著者らはウシの数の増加と性選別精液のスクリーニング精度の間の相関,妊娠率および雌子牛出生率などの測定指標を分析した。本研究は以下を明らかにした。すなわち,(1)雌子牛の生産コストは,妊娠率,雌子牛の割合により影響され,性別選別精液の利用は,非選別精液を用いるよりも安価である。(2)スクリーニング精度の改善は,乳牛の数をほぼ2倍にし,5年の雌牛数を3倍にした。(3)性選別精液の利用は乳質を改善した。妊娠率は,性選別精液を用いた場合に低かったが,若雌牛の出生率は改善した。本結果は,性別選別精液を用いた人工授精は,経済的に子孫を生産し,群れを大きくすることから有益であることを示唆した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *乳牛 ,  *繁殖管理 ,  *精液 ,  人工受精 ,  *経済性 ,  受胎率 ,  出生率 ,  農業経営 ,  *性選別精液
準シソーラス用語： ブラウンスイス種

著者キーワード (5件)： 人工授精 ,  ブラウンスイス ,  酪農 ,  農場管理 ,  性選別精液

分類 (3件)： 牛  (FD02020Y) ,  繁殖管理  (FD01030C) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (6件)： スイス ,  酪農場 ,  性選別精液 ,  人工授精 ,  経済的評価 ,  研究