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J-GLOBAL ID:201902266830274060   整理番号:19A0160225

すばる/Hyper Suprime-Camにより観測されたケンタウルスの色とそれらの起源に対する意味

Colors of Centaurs observed by the Subaru/Hyper Suprime-Cam and implications for their origin
著者 (8件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 116.1-116.11  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ケンタウルスは木星と海王星の間の軌道を持ち,トランス-海王星帯から生まれたと考えられている。ケンタウルスの表面特性の観察とトランス-海王星天体(TNOs)との比較は,それらの起源と進化に関する制約を提供するであろう。著者らは,g-およびi-バンドフィルタを備えたSubaru望遠鏡上に設置されたHyper Suprime-Cam(HSC)によって観測された9つの既知のケンタウルスの画像データを解析した。公開HSCデータアーカイブで入手可能なデータを用いて,2017年6月末までHSC Subaru戦略プログラム(HSC-SSP)によって得られたデータを用いて,9つのケンタウルスのg-i色を得た。著者らは,T Teraiら(2018,PASJ,70,S40)によって得られたHSC-SSPデータにおける既知のTNOsのそれらと比較した。9つのケンタウルスの色分布は,高い軌道傾斜をもつそれらのTNOsの色分布と類似しているが,低い軌道傾斜をもつそれらのTNOsとは異なることを見出した。これらのケンタウルスの色とそれらの軌道要素と絶対的な大きさの間の相関も調べた。ケンタウルスの色は半主軸と中程度の正の相関を示すが,これらのケンタウルスでは色と他の軌道要素または絶対的な大きさとの間に有意な相関は見られなかった。一方,より大きなサンプルでのケンタウルスに関する最近の研究は,それらの色と絶対的な大きさまたは軌道傾斜の間の興味ある相関を示している。これらの以前の研究においてデータがどのように適合するかを議論し,それらの起源と進化に対するこれらの結果の意味についても議論する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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流星,すい星,いん石  ,  惑星 
タイトルに関連する用語 (5件):
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