抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,ビデオチャットをはじめとした動画によるコミュニケーションが一般的になった.この時,カメラの位置により,印象形成の重要な要素である頭部の向きと視線方向の2要因が,通常の対面コミュニケーションと異なる位置に固定される.その結果,対面とは異なる印象形成が行われる可能性が予想される.本研究では,ビデオチャット場面におけるカメラ位置と視線方向が印象形成に与える影響を,動画を刺激として検討した.実験参加者は,刺激を見て画面中の人物の印象を5つの項目で評定した.結果から,カメラの位置と視線方向が印象形成に及ぼす影響に交互作用が認められた.さらにこの影響は,評定項目により異なることが示された.(著者抄録)