抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本語単語と手話単語の意味は必ずしも対応しないので,日本語における異なる概念を表現するためには,時には同一手話単語を用いることがある。本研究では,手話言語を識別することが困難な色彩教育に用いられる概念に焦点を当て,それらを明確に表現する方法を検討した。この目的のために,色彩印象を記述する用語に焦点を当てた。次に,聴覚障害学生がそれらの用語を実際に表現する方法を理解するための調査を行った。結果は以下のような様々な傾向を示した。1)いくつかの用語は,学生個人により異なる表現がされ,2)同一手話言語が,学生により異なる意味に使用され,3)多くの学生は,”koi”(深い)と”hakkri”(鮮明),”azayaka”(鮮烈な)または”sunda”(明白)及び”kirei”(美しい),及び”nigotta”(ぬかった)及び”kitanai”(汚れた)などのように,日本語で識別可能な2つの異なる概念を表現するのに,同一手話言語を用いた。(翻訳著者抄録)