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J-GLOBAL ID:201902267500835710   整理番号:19A2264136

蛇紋岩および非蛇紋岩土壌に発生する4つの温帯樹木種の葉水分関係および構造形質

Leaf water relations and structural traits of four temperate woody species occurring in serpentine and non-serpentine soil
著者 (7件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 485-496  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1643A  ISSN: 1440-1703  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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低保水性は,蛇紋岩土壌上の植物に乾燥条件を課す。葉の水関係が蛇紋岩土壌で成長する重要な植物特性であるという仮説を試験するために,著者らは,蛇紋岩土壌と褐色森林(BF)土壌で成長する4つの樹種(Quercus serrata,Clethra barbinervis,Magnolia obovataとPieris japonica)に対するこれらの特徴を比較した。非常に低い土壌水分含量にもかかわらず,蛇紋岩土壌(S)区画の樹木は,全ての種のBFプロットにおいて樹木に類似の夜明け前葉水ポテンシャルを示した。Sプロットにおける樹木は,BFプロットにおいて樹木より高い干ばつ耐性または干ばつ回避を示した。Sプロットにおいて,浸透圧調節による干ばつ耐性の増強がQ.serrataとP.japonicaにおいて観察されたが,C.barbinervisとQ.serrataにおいては葉の静電容量の減少が観察された。干ばつストレスを避けるための典型的な方法である気孔コンダクタンスの減少は,C.barbinervisとM.obovataに対して観察され,M.obovataと昼間の葉の水分ポテンシャルはC.barbinervisに対するSとBFプロットの間で同等であった。面積当たりの葉身乾物量は,C.barbinervisでは高かったが,SプロットではQ.serrataでは低かった。木材密度は,蛇紋石とM.obovataで高かった。一方,研究した全ての種はSプロットにおいて低い葉窒素濃度を示した。著者らの結果は,(a)低い水利用可能性にもかかわらず,蛇行プロットにおけるストレスは乾燥ストレスを被らず,(b)葉の水関係は樹木が蛇紋岩土壌に生息することを可能にする形質の1つである可能性があることを示唆した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林植物学  ,  植物生理学一般  ,  土壌学一般 

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