文献

J-GLOBAL ID：201902267525186198   整理番号：19A1814157

天然セルロースナノ結晶の固体多形転移における表面誘起フラストレーション【JST・京大機械翻訳】

Surface-Induced Frustration in Solid State Polymorphic Transition of Native Cellulose Nanocrystals

著者 (4件)： Salminen Reeta (Department of Bioproducts and Biosystems, School of Chemical Engineering, Aalto University, Finland) ,  Baccile Niki (Chimie de la Matiere Condensee de Paris, Sorbonne Universites, France) ,  Reza Mehedi (Department of Applied Physics, Aalto University, Finland) ,  Kontturi Eero (Department of Bioproducts and Biosystems, School of Chemical Engineering, Aalto University, Finland)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 18  号： 6  ページ： 1975-1982  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 界面の存在は一般的に溶融物あるいは溶液からのポリマの結晶化に影響する。ここでは,対照的に,植物に基づく起源から抽出された個々のセルロースナノ結晶(CNC)への直接固相多形転移における表面固定化の影響を調べた。天然セルロースIからセルロースIII結晶への変換は結晶内部のエチレンジアミンのホスト-ゲスト包接により生じた。原子間力顕微鏡画像におけるCNC幅(高さ)の60%の減少は,平坦な改質シリカ表面上に固定化したとき,介在物によって引き起こされた応力またはその後の再生が結晶内のvan der Waals結合シート間の剥離をもたらすことを示唆した。多形転移がバルク分散において非固定化CNCに対して行われたとき,実質的に寸法の変化は見られなかった。保存により,明らかな非類似性を認めることにより,セルロース結晶シートの剥離は,van der Waals積層固体からのグラフェンのような2D構造の剥離に類似すると見なすことができる。ここでは,脱着はホストセルロース結晶内部のゲスト分子の包接と固体基板上へのCNCの堅固な付着によって引き起こされた応力によって引き起こされ,分子シートの剥離またはシートの積層をもたらす。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 二酸化ケイ素 ,  ロバスト性 ,  界面 ,  重合体 ,  二次元 ,  固相 ,  結晶化 ,  介在物 ,  *多形転移 ,  *セルロース ,  グラフェン ,  *結晶 ,  脱着
準シソーラス用語： ゲスト分子 ,  固定化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  製剤一般  (GY02010Z) ,  多糖類  (CF10054P)

タイトルに関連する用語 (5件)： セルロースナノ結晶 ,  固体 ,  多形転移 ,  誘起 ,  フラストレーション