抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在,大きなオープンフレーム構造における火災の広がりに及ぼす種々のパラメータの影響を調べるためのロバストな数値シミュレーション手法が必要である。CFDに基づく方法は火災条件の解析に既に使用できるが,燃料の幾何学的詳細がサブグリッドスケールである大規模計算に適用することは困難である。本論文では,熱分解に対する着火温度モデルを利用し,燃料表面積のメッシュ依存性に対する補正を導入するCFDベースの火災拡散シミュレーション法を提示した。300°Cの着火温度と260[数式:原文を参照]の単位面積当たりの特定の熱放出速度を有する木材スティックを,火災負荷として用いた。この方法を,0.6m/sの縦方向速度での実験室規模トンネル([数式:原文を参照])火災試験を用いて検証し,ピーク熱放出速度に対して3%のバイアスを示し,火災成長速度に対して33%以下のバイアスを示した。次に,この方法を,[数式:原文を参照]において一様に分布した木材クリブを用いて,室規模火災拡散シミュレーションに適用した。結果は,表面積補正の助けを借りて,熱放出速度と熱環境の細かいメッシュ予測が,より粗いメッシュと1桁低い計算コストで再生できることを示した。火炎温度を解決するための大規模CFDの固有の能力により,一貫した火災拡大予測に必要な初期,所定の火災面積の最小サイズがある。本研究を通して,著者らは,火災伝播および移動火災に対する信頼できるCFDモデリング手法を構築することを試みた。Copyright 2019 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】