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J-GLOBAL ID:201902267823938043   整理番号:19A1531767

チベット北部の超沈み込み帯オフィオライト質かんらん岩の鉄同位体組成【JST・京大機械翻訳】

Iron isotopic composition of supra-subduction zone ophiolitic peridotite from northern Tibet
著者 (7件):
資料名:
巻: 258  ページ: 274-289  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,沈み込み帯における鉄同位体挙動への洞察を提供するために,北部チベットの北Qilian造山帯におけるYushigou超沈み込み帯オフィオライトからのハルzージャイトと構成鉱物に対する高精度鉄同位体データを提示する。Yushigou harzburgitesは,顕著なメルト抽出と最小の溶融浸透を伴う,シリカに富む前弧マントルウェッジの典型的な溶融残渣を代表する。δ56Feは,かんらん石において-0.096‰から0.110‰,斜方輝石において-0.111‰から0.105‰,スピネルにおいて-0.141‰から0.054‰の範囲である。共存鉱物はΔ-Δプロットにおいて1の勾配をもつ線に落下し,鉱物対間の鉄同位体平衡を示す。かんらん石と斜方輝石の間の鉄同位体分別は小さく,理論的予測と以前の観測と一致する。かんらん石と斜方輝石の間の良好な鉄同位体平衡は,島弧かんらん岩におけるシリカ濃縮がそれらのマントル源から継承されるという更なる指標である。対照的に,スピネルとかんらん石の間の著しく負の鉄同位体分別は,ほとんどの以前の制約と矛盾し,スピネル中のCr置換に起因する可能性がある。バルクの岩石ハルzージャイトは-0.097‰から0.076‰の範囲のδ~56Feを有し,その平均(0.002±0.020‰)は深海かんらん岩に対して決定された平均δ~56Feに類似している。この推論に基づいて,MORBよりもアークマグマの低いδ~56Feは,MORBおよび深海かんらん岩と比較すると,島弧マグマと島弧かんらん岩の間のFe3+/ΣFeのより小さい不一致によるものと考えられる。著者らのモデリングによると,これは,アークマグマがシリカに富むマントルくさびの酸化還元緩衝溶融により生成され,MORBは枯渇マントルの酸化還元非緩衝融解により生成される。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般  ,  同位体地質学 

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