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J-GLOBAL ID：201902268025944019   整理番号：19A2897730

キャッシュレス社会の虚実 キャッシュレス決済事業者による情報管理

著者 (1件)： 斉藤邦史 (慶応大 総合政策)
資料名： 都市問題  (Journal of the Tokyo Institute of Municipal Research)
巻： 110  号： 12  ページ： 11-16  発行年： 2019年12月01日 
JST資料番号： S0255A  ISSN： 0387-3382  CODEN： TOMOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・日本政府はキャッシュレス決済の普及推進に力を入れており,「キャッシュレス対応による生産性向上や消費者の利便性向上の観点」がその目的の一つであることを紹介。
・経済産業省が2018年に公表した「キャッシュレス・ビジョン」では,「支払データの利活用」による「消費の活性化」を提示。
・日本でも個人の信用スコアに対する参入は相次いでいるが,個人プロファイリングへの消費者の抵抗感は根強いことを指摘。
・キャッシュレス決済においてはプラットフォーム事業者による適切な情報管理が重要であり,ウッドロウ・ハーツォグ教授が提示する,慎重,正直,保護,忠実が大切なコンセプトであることを提示。
・多様な事業者が,各自のサービス仕様の一環として情報管理の方針や実績を明示することにより,消費者の選択肢を確保することが必要。

シソーラス用語： 貨幣 ,  *キャッシュフロー ,  *取引 ,  *情報管理 ,  政府 ,  行政機関 ,  *特徴抽出 ,  消費者 ,  信用 ,  相反性 ,  セキュリティ ,  経済産業省 ,  決済 ,  電子決済 ,  利益相反 ,  電子マネー
準シソーラス用語： プロファイリング ,  現金流動 ,  電子現金

分類 (1件)： 産業経済  (KA02000Y)

引用文献 (20件)：

• https://cashless.go.jp/
• 経済産業省商務・サービスグループ消費・流通政策課 「キャッシュレス・ビジョン」(2018年) 2頁。
• 経済産業省 「キャッシュレス社会への取組み」(未来投資会議産官協議会「FinTech/キャッシュレス化」会合(第1回)配布資料) 6頁。
• 「キャッシュレス・ビジョン」 47頁。
• 「キャッシュレス・ビジョン」 2頁。

タイトルに関連する用語 (7件)： キャッシュ ,  レス ,  社会 ,  虚実 ,  決済 ,  事業 ,  情報管理