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J-GLOBAL ID:201902268350277134   整理番号:19A2000828

防災教育ワークショップ2018教育実践報告「防災野外体験活動」~もしも大学が避難所になったら!?~

Educational practice report of Disaster Prevention Education Workshop 2018 “Disaster prevention field experience activity”-What will happen if our university become a shelter?-
著者 (7件):
資料名:
号: 20  ページ: 25-36  発行年: 2019年03月28日 
JST資料番号: L6049A  ISSN: 2188-7187  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2018年10月13日(土)~14日(日),奈良教育大学グラウンドにおいて,平成30年度学長裁量経費の支援を受けた防災ワークショップ2018が開催された。ワークショップには,本学教員5名,大学院生2名(他大学からの参加者1名を含む),学部生15名の総勢22名の参加者が得られた。初日は,避難所受付を想定した組み立て式パイプテント2張を本学グラウンドの入り口付近に設営し,参加者宿泊用のテント6張をハンドボールコート横の芝生に設営した。次いで,学内から集めたペットボトルによる簡易濾過装置を作成,市販の携帯濾過装置を用いた実習をとおして災害時の飲料水確保の方法についての講義が展開された。その後,奈良実習園に移動し,堆肥置き場を利用して,縦1m横幅30cm深さ70cmの穴を掘り,目隠し用のブルーシートを設置することで,3つの公衆トイレ設営を行った。また,炊き出しに必要とされる道具として,実習園に保管されているキャンプ用品,一斗缶やドラム缶を探し出し,これらをリヤカーに搭載し本学グラウンドに持ち帰った。炊き出し訓練では,米5kgを炊飯し,カレーを調理した。夜間には,奈良県避難所マニュアルや本学防災マニュアルに関する学習を行い,本学マニュアルの問題点の抽出と議論を行った。二日目には,炊き出し訓練において,米5kgを炊飯し,豚汁を調理した。学内ツアーでは,附属小学校内に設置された備蓄倉庫や学内8箇所にある非常用自動販売機の場所の確認,災害が発生した場合の避難経路の確認を行った。参加者にとっては,模擬的な避難所運営を通して,自助・共助の基本を学び,災害時に想定される様々な状況を考える良い機会となった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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自然災害  ,  技術教育 

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