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J-GLOBAL ID：201902268353320787   整理番号：19A0736144

深海堆積物の化学条件に対する細菌マグネトソーム形態の依存性【JST・京大機械翻訳】

Dependence of bacterial magnetosome morphology on chemical conditions in deep-sea sediments

著者 (4件)： Yamazaki Toshitsugu (Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo, 5-1-5 Kashiwanoha, Kashiwa, Chiba 277-8564, Japan) ,  Suzuki Yohey (Graduate School of Science, The University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0033, Japan) ,  Kouduka Mariko (Graduate School of Science, The University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0033, Japan) ,  Kawamura Noriko (Japan Coast Guard Academy, 5-1 Wakaba-cho, Kure, Hiroshima 737-8512, Japan)
資料名： Earth and Planetary Science Letters  (Earth and Planetary Science Letters)
巻： 513  ページ： 135-143  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0688A  ISSN： 0012-821X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁気走性細菌(MTB)は,堆積物の鉄と残留磁化獲得の生物地球化学サイクルにおいて重要な役割を果たす。一般的に,磁鉄鉱生成MTBは酸化-無酸素遷移帯(OATZ)における化学的条件を好むと考えられている。著者らは,OATZを横切る深海表層堆積物内のMTBに関連する化石MTB磁鉄鉱(磁気化石)と微生物の分布を研究した。透過型電子顕微鏡(TEM)観察と岩石磁気代理によると,磁気化石はOATZ内とそれ以上の両方で一般的に発生し,表面酸化層の上部においてさえも,テアドロップ形態を持つ磁気化石の割合はOATZ内で増加する。一貫した結果は,16S rRNA遺伝子フラグメントのピロシーケンスから得られた。小滴形状のマグネトソームを生成するNitrosiraeとOP3 MTBに関連する操作的分類単位(OTUs)はOATZ内でのみ検出されたが,等しいまたは伸長した磁鉄鉱粒子を生成するα-プロテオバクテリアMTBに関連するOTUsはOATZ上に分布した。これらの結果は,磁気化石形態が過去のOATZsを検出するために使用でき,いくつかのMTB系統がOATZ内で制限されるよりもむしろ海洋堆積物中に普遍的に発生することを示唆する。著者らの結果は,残留磁化獲得のタイミングが,MTB系統の生息に依存する可能性があることを意味する。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 透過型電子顕微鏡 ,  化石 ,  走性 ,  *細菌 ,  酸化 ,  残留磁化 ,  液滴 ,  磁気 ,  *形態 ,  磁鉄鉱 ,  鉄 ,  電子顕微鏡観察 ,  遺伝子 ,  *深海
準シソーラス用語： プロテオバクテリア ,  *マグネトソーム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 走磁性細菌 ,  磁気化石 ,  マグネトソーム ,  岩石磁性 ,  酸素-無酸素遷移帯

分類 (2件)： 古地磁気・岩石磁気  (DC04020H) ,  地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 深海堆積物 ,  化学 ,  細菌 ,  マグネトソーム ,  形態 ,  依存性