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J-GLOBAL ID：201902268451360825   整理番号：19A2736330

高勾配磁気分離を利用した医薬用タンパク質精製装置の開発

Development of Medical Protein Screening System using High Gradient Magnetic Separation

著者 (2件)： 植田浩史 (岡山大 工) ,  KIM SeokBeom (岡山大 工)
資料名： Annual Report of the Okayama Foundation for Science and Technology  (Annual Report of the Okayama Foundation for Science and Technology)
号： 28  ページ： 56-70  発行年： 2019年10月30日 
JST資料番号： F2025A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生物医科学は,癌や糖尿病といった様々な疾患の治療に不可欠である。特に,免疫系により利用される抗体は,疾患に対して少ない副作用で効果的な治療を提供することから,将来の医薬品を代表するものと確信されている。抗体医薬品の開発は,医療用蛋白質のための大規模,連続的,迅速分離,および精密化プロセスを必要とする。そのためこれまでの研究において著者らは,超伝導磁石を用いる高勾配磁気分離による医療用蛋白質スクリーニングシステムを提案した。提案したシステムにおいて,蛋白質は磁気ビーズへ特異的に付着し,高磁場により生成された磁気フィルタ周囲の磁力により捕捉される。本稿において,磁性ビーズの挙動を,3タイプの市販磁気フィルタに対し電磁気および流体解析を組み合わせた粒子トレースシミュレーションを用いることで検討を行った。シミュレーションを,フィルタスタック間隔とフィルタ数を設計パラメータとして用いることで実施した。最終的に著者らは,磁気ビーズを捕捉するための適切なフィルタを設計した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *精製 ,  タンパク質 ,  粒状材 ,  磁性体 ,  電磁結合 ,  親和性 ,  計算機シミュレーション ,  *磁気フィルタ ,  流体流 ,  *磁力分離 ,  システム設計 ,  最適化 ,  超伝導磁石 ,  数学モデル ,  結合親和性 ,  磁性ビーズ ,  *蛋白質精製 ,  粒子流 ,  MHDシミュレーション ,  流体構造連成解析 ,  計算機利用 ,  利用 ,  改変
準シソーラス用語： 効率最適化 ,  電磁流体力学シミュレーション ,  流体・構造体連成

分類 (2件)： システム最適化手法  (IA02050Z) ,  その他の分離法  (CC01060D)

引用文献 (1件)：

• 植田浩史,柁川一弘,上岡泰晴,我妻 洸,淵野修一郎,古瀬充穂,飯塚倫尋,中村秀一,′′医薬用タンパク質の超電導高勾配磁気分離装置の開発′′,低温工学,vol.49,25-33,2014.

タイトルに関連する用語 (4件)： 高勾配磁気分離 ,  タンパク質 ,  精製装置 ,  開発