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J-GLOBAL ID:201902268559894706   整理番号:19A0994554

新規ホスホジエステラーゼ4阻害剤FCPR03はAkt/GSK3β/βカテニンシグナル伝達経路の活性化を介して脳虚血/再潅流障害を軽減する【JST・京大機械翻訳】

FCPR03, a novel phosphodiesterase 4 inhibitor, alleviates cerebral ischemia/reperfusion injury through activation of the AKT/GSK3β/ β-catenin signaling pathway
著者 (16件):
資料名:
巻: 163  ページ: 234-249  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0128A  ISSN: 0006-2952  CODEN: BCPCA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ホスホジエステラーゼ4(PDE4)の阻害は虚血性脳卒中の治療のための有望な戦略である。しかしながら,現在のPDE4阻害剤からの悪心と嘔吐の副作用は,それらの臨床応用を制限している。FCPR03は,わずかな電位を有する新規PDE4阻害剤である。本研究は,脳虚血/再灌流後のニューロン損傷に及ぼすFCPR03の影響と基礎となるシグナル伝達経路を調査することを目的とした。細胞アポトーシス,活性酸素種(ROS)の細胞内蓄積及びミトコンドリア膜電位(MMP)に及ぼすFCPR03の影響を,HT-22神経細胞及び酸素-グルコース枯渇(OGD)に曝露した皮質ニューロンにおいて評価した。脳損傷,神経学的スコアおよび行動能力に対するFCPR03の影響を,中大脳動脈閉塞(MCAO)を受けたラットで検討した。蛋白質キナーゼB(AKT)阻害剤MK-2206とβ-カテニンsiRNAを用いて,根底にある経路を調査した。FCPR03はHT-22細胞と皮質ニューロンの両方においてOGD誘導細胞アポトーシスを用量依存的に保護した。MMPとROSのレベルもFCPR03によって回復した。FCPR03は,リン酸化AKT,グリコーゲンシンターゼキナーゼ-3β(GSK3β)およびβ-カテニンのレベルを増加させた。興味深いことに,FCPR03の役割はMK-2206とβ-カテニンsiRNAにより逆転した。一貫して,FCPR03は,MCAO後のラットにおいて梗塞容積を減少させ,神経行動結果を改善した。さらに,FCPR03は,脳虚血-再潅流後のラットの虚血性半影内のリン酸化AKT,GSK3βおよびβ-カテニンのレベルを増加させた。まとめると,FCPR03は脳虚血-再潅流において治療的可能性を有する。FCPR03の神経保護効果は,AKT/GSK3β/β-カテニン経路の活性化を介して仲介される。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  細胞生理一般 

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