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J-GLOBAL ID：201902268589587509   整理番号：19A2525745

Lilium cernuum var.albumにおける部分的ピンク花色を持つ白はアントシアニン生合成遺伝子の転写調節により引き起こされる【JST・京大機械翻訳】

White with partially pink flower color in Lilium cernuum var. album is caused by transcriptional regulation of anthocyanin biosynthesis genes

著者 (1件)： Yamagishi Masumi (Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University, N9W9, Kita-ku, Sapporo 060-8589, Japan)
資料名： Scientia Horticulturae  (Scientia Horticulturae)
巻： 260  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1940A  ISSN： 0304-4238  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Lilium cernuumは,アジアの雑種ユリの育種に用いられる最も重要な野生種である。2つの花色型はL.cernuumに含まれている:全花被片は選択された一般型においてピンクであるが,var.album花は部分的にピンクの領域を持つ白い花被片を発達させる。部分的にピンクテpを持つ白色を作り出す機構を理解するために,アントシアニン生合成に関連する遺伝子の発現を調べた。アントシアニン色素の量は,通常の型のそれらよりもvar.albumの花被片においてかなり低かったが,それらは両方とも同一のLcMYB12転写因子遺伝子を発現した。この遺伝子はタバコ葉を用いた過渡アッセイ(農業浸透)におけるアントシアニン生合成遺伝子の発現を正に調節することを見出した。LcMYB12およびアントシアニン生合成遺伝子の発現レベルは,一般型よりもvar.albumにおいて低かった。したがって,LcMYB12発現のダウンレギュレーションは,部分的に着色されたテpを伴う白色の生成の主な理由である可能性がある。また,変種albumは,C末端領域が切断されたLcMYB12,LcMYB12-delの非機能的対立遺伝子を有していた。しかし,一般型と変種album間の交雑から誘導されたF_1植物を用いて行われた分離分析は,LcMYB12-del発現が花被色と相関しないことを示した。Lilium cernuumはそのテpの基部に小さなスポットを発達させた。LcMYB12に加えて,LcMYBSPLATTERはスポットを含むtepal領域で発現した。LcMYBSPLATTER配列は,Splater型アントシアニンスポットにおける色素沈着を調節するLhMYBSPLATTER(以前LhMYB12-Latvia)の配列と非常に類似していたので,アジアの雑種ユリにおけるLhMYBSPLATTERはL.cernuumから誘導されている可能性がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 色素沈着 ,  ダウンレギュレーション ,  交雑 ,  農業 ,  *アントシアニン ,  *生合成 ,  *ユリ属 ,  *遺伝子 ,  転写因子 ,  アジア ,  対立遺伝子
準シソーラス用語： 花被 ,  野生種 ,  *生合成遺伝子 ,  *花色 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： アジアのハイブリッド・リリー ,  MYB12 ,  LHMYB12-ラトビア ,  Mybsplatter(MyBSPL) ,  Splatter型スポット ,  転写因子

分類 (1件)： 果樹  (FC03042G)

タイトルに関連する用語 (7件)： Lilium ,  ピンク ,  花色 ,  白 ,  アントシアニン ,  生合成遺伝子 ,  転写調節