文献

J-GLOBAL ID：201902268687573552   整理番号：19A2109766

逆運動学法による²⁸Siのαクラスタ状態の研究

Study of the Alpha Cluster State in ²⁸Si by the Inversed Kinematic Method

著者 (7件)： ITOH M. (Tohoku Univ.) ,  OKAMOTO J. (Tohoku Univ.) ,  MATSUDA Y. (Tohoku Univ.) ,  ISHIBASHI Y. (Tohoku Univ.) ,  KARASUDANI K. (Tohoku Univ.) ,  KASAMATSU K. (Tohoku Univ.) ,  ISHIDA S. (Tohoku Univ.)
資料名： CYRIC Annual Report (Web)  (CYRIC Annual Report (Web))
巻： 2016-2017  ページ： 11-14 (WEB ONLY)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U1695A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・¹²C核は,α+α→⁸Be,⁸Be+α→¹²C^*(Hoyle)→¹²C+2γのように,Hoyle状態を介した2段階プロセスによって生成。
・この研究では,²⁸Siの²⁴Mg+α構造を調べることが目的。
・²⁸Siには,²⁴Mg+α,¹²C+¹⁶O,²⁰Ne+⁸Beなどのさまざまなクラスタ構造があり,その中でも,²⁴Mg+αクラスタには2種類の構成が存在。
・この実験では,¹²C(²⁸Si,α¹²C)²⁴4Mg反応におけるα崩壊の角度相関関数を測定することにより,²⁴Mg+αクラスタ状態のJ^π値を決定。
・検出したα粒子を²⁸Si^*→²⁴Mg+α崩壊チャネルに由来すると仮定すると,崩壊²Mg粒子の角度とエネルギーが運動学の計算によって取得。

シソーラス用語： *運動学 ,  *クラスタ模型 ,  *ケイ素同位体 ,  炭素12 ,  励起状態 ,  マグネシウム同位体 ,  α崩壊 ,  角相関
準シソーラス用語： *逆運動学 ,  *αクラスタ模型 ,  ケイ素28 ,  Hoyle状態 ,  マグネシウム24 ,  角度相関

分類 (1件)： 原子核模型  (BG02040Z)

引用文献 (2件)：

• Y. Chiba, Y. Taniguchi, and M. Kimura, Phys. Rev. C 95 (2017) 044328.
• J. Okamoto et al, CYRIC Annual Report 2014-2015 (2016) 23.

タイトルに関連する用語 (3件)： 運動学 ,  クラスタ状態 ,  研究