文献
J-GLOBAL ID:201902268881859788   整理番号:19A2166061

溶融ケイ酸塩へのアルミナ粒子の等温溶解挙動の研究のためのフェーズフィールドモデル【JST・京大機械翻訳】

A phase-field model for the study of isothermal dissolution behavior of alumina particles into molten silicates
著者 (3件):
資料名:
巻: 102  号: 11  ページ: 6480-6497  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0253A  ISSN: 0002-7820  CODEN: JACTAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
粒子溶解過程は,他の溶媒相への1つの液相または固相の溶解を示す。このプロセスは,工学材料科学,化学工学などにおいて極めて重要であり,ここでは,プロセス冶金に適用される包括的な組成を持つ「スラグ」と呼ばれる溶融ケイ酸塩中のアルミナ介在物粒子の等温溶解のための界面での拡散律速過程を持つフェーズフィールドモデルを開発した。固体介在物粒子と溶融ケイ酸塩の間の界面エネルギーは,異なる温度と化学組成で変化する。このモデルを高温共焦点レーザ走査顕微鏡(HT-CLSM)技術の実験データを用いて検証した。さらに,開発したモデルは,現実的なサイズスケールにおける固体粒子の溶解挙動を予測するために適用可能である。モデル適用の可能性を,粒子溶解挙動に影響する異なる物理的パラメータの研究により説明した。フェーズフィールドシミュレーションは,介在物形態が溶解プロファイルと時間の両方に影響を及ぼすことを示して,影響は温度の上昇によって減少した。スラグ中の同じ量のAl_2O_3成分を増加させると,異なるV比値を有するケイ酸塩中のアルミナ溶解時間の増加度,CaOの質量パーセントとSiO_2の質量パーセントの間の比率はほとんど同じであった。スラグのV比が比較的小さいと,ケイ酸塩中のMgO成分の増加は粒子溶解時間を著しく減少させる。反対に,ケイ酸塩中のMgO成分の変化は,V比の値が非常に大きい場合には,小さい影響を持つであろう。介在物を急速に溶解するために,溶融ケイ酸塩の塩基度指数(BI)は1.4より大きくなければならない。スラグ中のBIとMgO成分の間のバランスは,鋼製造の精錬プロセスにおけるその応用のための溶融ケイ酸塩(スラグ)の設計あるいは最適化のために考慮されることが示唆される。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・陶磁器の製造 

前のページに戻る