抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】非小細胞肺癌(NSCLC)の化学療法後の敗血症の診断におけるカルシトニン,好中球CD64,エンドトキシンと細菌培養の併用効果を調査する。方法:細菌培養の結果に基づき、100例の非小細胞肺癌化学療法後の敗血症患者を化学療法後のグラム陽性桿菌の血流感染による敗血症患者(G+菌群、n=57)、化学療法後のグラム陰性桿菌の血流感染による敗血症患者(G-菌群、n=43)に分けた。その他30例の化学療法後に敗血症が発生しなかった患者は対照群(n=30)とした。それぞれ二重抗体サンドイッチ免疫発光法、フロー細胞学原理、動的比濁法により、3群の被験者の血清カルシトニンレベル、好中球表面のCD64陽性百分率及びエンドトキシンレベルを測定し、ROC曲線を描き、カルシトニン、好中球CD64、及びCD64の濃度を測定した。エンドトキシン単独及び連合は化学療法後のG+菌、G-菌血流感染による敗血症の感度及び特異性を予測する。結果:対照群の血清カルシトニンレベル,好中球表面のCD64陽性百分率,エンドトキシン濃度はG+菌群及びG-菌群より明らかに低く(P<0.05),G+菌群の上記指標はG-菌群より明らかに低かった。3群間に有意差があった(P<0.05)。ROC曲線分析結果により、カルシトニン原、好中球表面のCD64陽性百分率、エンドトキシンは化学療法後のG+菌、G-菌血流感染による膿毒症を予測でき、曲線下面積は0.851で、感度と特異性はそれぞれ80.2%と88.2%であった。化学療法後のG-菌血流感染による敗血症の連合予測では、曲線下面積が0.896、感度と特異性がそれぞれ82.1%と96.2%であった。結論:血清カルシトニン、好中球表面のCD64、エンドトキシンレベルの測定は化学療法後の敗血症の診断に有利であり、G+菌、G-菌血流感染による敗血症に対して鑑別でき、三者の連合診断の感度と特異性は単独検出の1つより高い。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】